例によって動物に食い荒らされた遺体が出た。
コヨーテが食べたらしいが、吐いている。ラボに全て持ち帰り調べ始める。
殺害されたらしい遺体は浅い所に埋められていた為、動物が掘り起こしたと思われた。しかし、目撃者も監視カメラのない所で、調べるにあたってヒントがまるでブースにはなかった。
ラボでは総出で骨と肉の分離が行われている。
白人男性、20~30代じゃないかと今回の実習生のウェンディルはいう。
まあ、言うまでもなくそうとしか思えないものが出てきちゃったりするんだけど…
ウェンデルは骨折をしているが、自分の骨折どころじゃないと思う。
男性の象徴…
女性陣は仕事だからか、見慣れているのか、さして驚いた様子もなく冷静に対処しているようだが、それをサローヤンが入れ物から移し替えているとき、ぼとっと、違う器の中に落としかけた。
見ているだけでも痛いだろうと思われる男性陣…
わざとじゃないにしても、みんな男性陣は「おおっ」と言いたくなる光景だろう。
ウェンデルが骨折をしたのは、ブースとホッケーをした時体当たりをして転倒したためらしい。
アンジェラはなんで男の人ってそういうことが好きなのと呆れるが、ギブスに絵を描いて彩っている。
将来価値が出たらいいとウェンデルもお気楽だ。
コヨーテが遺体を食べたのに吐いたのは薬が入っていたからじゃないかとブレナンはいう。
ホッジンズは2日前雨が降ったから、そのとき小麦が濡れると毒になるから…と専門知識を喋り出し、止められる。
シャベルか何かで胸を打って殺しているようだ。そしてそれで埋めたが穴が浅かったため、出てきてしまった。
よほど急いでいたのか…。
ブースとブレナンは食事をいつものダイナーで食事をしているが、遺体の様子を事細かに話してくれる。
2人の間で食事の間はそういう話をするのを止めようという取りきめができたようで、止めてウェンデルが骨折したホッケーの話になる。
ブースはウェンデルが骨折した時の様子を動画で撮っていたとブレナンに見せるが、あれで複雑骨折するというのが、どこか解せない。
自分に動画を送ってもらうことにするが、ブースはまるで映画みたいによく撮れてるだろうと喜色満面だ。
アンジェラは被害者を割り出せずにいた。失踪者届も出ていない。
免許すら持っていなかったらしい。
しかしホッジンズが被害者のズボンのポケットにナプキンがあったともって来る。
最後の食事をしたレストランが判る。
血で染まっているが、ラボの装置で赤外線を変えて当てれば、レストランの名前のロゴが浮き上がってくる可能性がある。
被害者がいたのは「べレミ―のバー」という店でラングレーバーにあった。
ブースは、店を訪ねる。
バーテンダーの(ジョー?)から情報を聞きだす。
被害者はそこで歌っていた。カントリー歌手のへリン・コインズでインディーズレーベルのボアホグレコードにいたらしい。
彼の住むメイラー通りに向かう。
そこに古いアパートがあり、ヘイリーはそこに10年は住んでいた。
管理人をしている
カラは1年前からそこにいるが、酔っていても紳士で、物静かな人だったという。
マネージャーもない。音楽好きなのか優先し、庭仕事や工事現場の手伝いで生計を立て部屋に置かれている1番高いものは古いギターだった。
家族もいない孤独な青年だった。
しかし、カラはあまりヘイリーにいい感情を抱いていないらしい。
バーで録音するが、カセットを今時使っている。それを負け犬と切り捨てた。
2人切りにしてもらって部屋を見回るが、ブースは多くの有名なカントリー歌手のレコードを見つける。
カントリーは好きじゃないというスイーツでさえ、いい感情を抱くような歌だ。
ブースとスイーツは部屋の中を見て回るが、千ドルの小切手があるのを見つける。
しかし破り捨てられていた。
そこへ1人の男が部屋の陰から飛び出し逃げ出した。
ブースは銃を突きつけ、男を追い詰めるが、男は撃ってくれ、もう生きていたくないという。
ブレナンは本来なら、黙ってみてはいけないが、ウェンデルのX線写真を見、サローヤンに話していた。サローヤンにも注意をされるが、自分の実習生で責任がある。あの怪我であの骨折はおかしいと思ったのだ。
そしてサローヤンにもX線写真を見せ、骨に異常があることを発見していた。骨溶解がある。サローヤンも医者だから指摘されれば、ブレナンがいわんとすることが判る。
ウェンデルはただの骨折じゃなく、ユーイング肉腫というとても珍しい骨の癌にかかっていると指摘した。
彼のいたアスチャックレコード会社に行くと社長のハリエットは、彼のCDは203枚しか売れていないという。
力を入れれば大赤字となる。
みんなスターになれないとこっちの責任にして来るが、今は目立つことをしないと才能だけじゃダメだと言いのける。
そして千ドルを渡したことをヘイリーは彼は足が悪かったからだと言った。
しかしそれを破り捨てていた事実をブースが告げると、よほど問題があったみたいねと言い、17歳の子の歌を聞きに行かないといけないと席を立った。
スイーツはアンジェラに頼み、彼の音楽から、心理ファイルを作ろうとしていた。
アンジェラは曲より詩の方が心情が出ているだろうと言い、作業を始める。
最初の歌は、未来に関心を持ち、目を向けている。契約をしてすぐの物だからだろう。
アンジェラは全体の94%が曲が早く、87%はリズムもスムーズだと分析した。
それが一転、2番目のものになるとマイナー…特に Bマイナーというアンジェラの父のいうところの1番悲しいキーを多用している。
74%はそうだ。
スイーツはもがき苦しんでいるようだという。
過去を嘆いて、未来に目が向いていない。
アンジェラは20代の青年なのにラブソングがないこともおかしいという。
そして、書き直された詩の中にそういうものも混ざっていたのではないかという。
ヘイリーは肋骨を開きシャベルルのようなもので開き、心臓を取りだされるという殺され方をしていた。
ウェンデルは何故、彼は骨髄炎だったが、何故治療をしなかったんだろうかとブレナンに聞いた。
ブレナンはお金がなかったからよと答える。
そして、以前、ウェンデルにも骨折でかかった医者は何と言っていたとウェンデルに聞いていたが、かゆさや少し圧迫感があるかもしれないと言われたという。
実際はかなり痛かったらしい。
連行された男はエイドリアンというフィリピンのダバオから来ていた。
ヘイリーの何かが欲しかったという。
なんだか気味の悪い話だというブースにミュージアムにTシャツでも帽子でも飾りたかったとエイドリアンは続ける。
何故だというブースにヘイリーはあちらではスターだったという。曲がいつもラジオから流れていた。
でもどこにいるのか判らないから、ずっと前に死んだと思われていたらしい。
一概に信じられない話だ。
ヘイリーのレコード会社の社長の話やヘイリー自体の貧乏ぶりを見ていると、事実とは取れない。
先週、動画にヘイリーがアップされ、どこにいるかが判り、大ファンが彼を直撃し、ヘイリー自体も自分がフィリピンでは人気があることを知ったらしい。
アンジェラが再度、動画を探すと
出てきた。ジオタグが付けられていたので、どこで撮られたのか人々に判って、ファンが彼の元を訪れたのかもしれない。
何語で歌っているのかと言うサローヤンに、アンジェラはタガログ語だと答えた。
だから、検索に引っかからなかったのだろう。
フィリピンでは10万ドルは売れていた。
ブレナンは、ブレナンで、ウェンデルに病気のことを話すべきか迷っていた。
最終的にブースに相談するが、とても生存率の低い病気だ。
ブースは本人に話し、本人が決断するしかないという。
ブレナンも第一人者の医師を紹介するという。
しかし必要以上に感情的になっていた。
ブースに励まされ、ウェンデルをいつものダイナーに呼ぶ。
そして病のことを切り出した。
彼も話を聞けば、おおよそのことは判る。
少し間がさせてほしいと店を出た。
ウェンデルはブレナンが紹介した第一人者の意志の元へ行く。
帰りにブースの元へふらっと現れた。
10%の生存率で、手術をすれば、病気の部分を取り人工骨を入れれば手は残る。
それでも化学治療が13回
放射線治療
お前なら大丈夫だとブースは励ます。
これから出会う妻、お前を立派な父親と思う子ども、多くの友だち、100歳まで生きろという。
しかし、父を化学治療で苦しんで亡くした経験を持つ彼はそれを自分も繰り返すことにどこか抵抗があり、いっそ、どこか旅行に行って、リラックスして酒と女で寿命が尽きるのを待ちたいという。
これが、自分の寿命なのかもしれないという。
ウェンデルにとって治療で延命するより、世界を見るの方が大事のようだ。
話をブースから聞いたブレナンはそれでも、自分は医療を信じるという。
そんな頃、エイドリアンの乗った飛行機から彼のアリバイは成立し、土曜日一緒じゃないと言っていたカラの話が嘘だと判ってきていた。
ヘイリーは誰かに酒をかけられていたが、それはカラからではなかったという疑惑が浮上していた――――。
実習生としては重い役を背負ってしまったウェンデルと言う感じですね。
旅立つと(ネタバレになるか?)ブースとブレナンに挨拶に来るウェンデルに
抱きつくブレナン、
いいコンビニなりたかたっというウェンデルに、もうそうだというブレナン
本当、人の先のことって判りませんね。
さて、ウェンデルはどんな選択をしていき、生存率を乗り越えるのか?
思わず、人間ドラマが始まってしまった。
でも、ヘイリーみたいな扱いされる人、意外と多いんだよね。多分、米国は有名な人でも多いと思う。M・ジャクソンもそうだったというし…。
先週、いろいろ生活がこちゃこちゃしていたので、先週の話を忘れたんだけど…特に後半…ゴースト・キラーって言うのはこれから、捕まるんですよね?
大変ね~。
ぺラントが消えたと思ったら、ウェンデルの人間ドラマ、ゴースト・キラー…サローヤンのなりすましはやっと解決したけど…しかしなかなか身勝手な理由だった。
大雑把だが、いろんな方法で人を殺すゴースト・キラーの正体を見てみたい。
なんか…あの人のような、気が今してるけど…最近の私のこういう予想は外れるからなぁ。