遺体は浄水場のろ過装置から出てきた。ブレナンは遺体はどこから?と職員に聞く。導水路は5つの州の約2900キロをを跨いでいるという。どこからかは判らないという。
ブレナンは死後3日以内だという。8~10歳の少女だ。
ラボに運んだが、ザックは損傷が激しくて死因が判らないという。ブレナンはザックに歯を調べてという嫌に白い。
小児性愛はピックアップしたが、身元が判らないことには…とブースはいう。
サローヤンは髪を分析してみたが、脱色しているという。アンジェラはそれを聞き、だから失踪者リストにないのねと納得した。
ブレナンは歯で身元を確認しようとしたら、義歯が出てきた。抜けた乳歯の代わりだという。他の歯にはラミネートがある。
子どもは化粧をしていた。ブースはどこかの変態が化粧したのかというが、少女の顔を復顔しているアンジェラとホッジンズは何故か仲がいい。
子どもの顔に化粧をして髪をアップにするとまるで30歳の女の顔が浮かび上がった。
その少女はブリアナ・スワンソンだった
美少女コンテストの優勝者だ。そしてコンテスト中に失踪した。まだ9歳だった。
ブリアナの母が呼ばれてきたが、何故娘に会えないのかと、聞く。
相手をしているブースとブレナンは損傷がひどいということを母に告げた。母が娘のメイクアップした写真を持っていた。必ず戻ると信じていたという。次のコンテストにも申し込んでいる、勝てたという。
ブレナンは歯にラミネートしていることを母にいう。これは少ない。けれど母は歯が変色していて本人が気にしていたからしたんだという。
ブースはディらウエアの大会で失踪したんですねと確認する。母は大会には付き添っていたという。少しの間部屋を留守にしたら、その間に娘が消えてしまったらしい。親権を争っていた為、別れた夫を疑った。父親は嫌がらせで親権を求めただけだと母親はいう。暴力はなかったが、母親に似るなら死んだ方がましだと言っていたという。
ラボではザックとサローヤンア死因を探っていた。首が折れている。顎の強打が原因と考えられた。
ブリアナの衣服から出た物質は彼女の父親が使っている屋根職人が使う物と一致している。
事情聴取に呼ばれた父はブースとブレナンを前に話していた。
娘が生まれた時独立した。娘が死んだ日は父は休みだった。なにが言いたいんだ?と父はいらいらするが、情報が欲しいだけだとブースがいう。
元妻のジャッキーが何か言ったのか?という。あいつがしていたことを教えてやるという。父親を犯人扱いし、捜査を混乱させたいんだ。父は化粧もなにもしていない娘の写真を見せ、これが俺の娘だ。あいつが手を加えた。その前の娘に戻してやりたかったという。
せめて葬式だけはけばけばしい見世物にしたくない。愛を込めて葬ってやりたいと父はいう。
アンジェラはホテルの監視カメラを見ていた。それでブリアナに接触した人物を探ろうとしていた。
ホッジンズは上着のポケットにこれが入っていたと紙の切れはしを持ってきた。なんだか判るかという。
そしてホッジンズはここ数カ月、俺たちはいい関係だ。デートしないかという。しかしアンジェラはいい考えだと思えないという。
ブリアナは身体をコルセットで矯正されていた。
大人のくびれを無理に作ろうとした結果だ。2年以上カロリーも制限され、栄養失調の状態だった。
薬物検査ではニキビや発汗を抑える薬を飲ませていた。副作用は強く、医者の処方はない。
ブレナンは美を優先する社会はいずれ滅びると言った。
アンジェラは母親が失踪を通報する30分前の映像を見せた。娘と廊下で揉め遭っている母子の姿があった。娘が出るのを嫌がったら?
母は優勝するのがあの子の夢だったのという。しかしコルセットまでするのは…とブレナンが言ったところで、娘が自分で買ったの、強く締めてないわと全面否定だ。
ブレナンは何故、自然のままの娘さんを愛してあげなかったの?
しかしあの子は完璧よと母はいう。どの大会でも優勝してダンスもならっていた。
ブレナンは自分のコンプレックスを娘で解消したのね。
ブースは娘と母が揉めている写真を見せ、これを説明してくれと言った。
コンテストの直前よ。ピアノを弾いて最後の音はひじで弾いて微笑むように言ったの。それに娘はちゃんと弾きたいといい、母は娘を部屋に残し、バーでワインを飲んだという。
私と同じ母親はたくさんいるわ。ブースはその母親達を教えてくれという。
アンジェラはホッジンズから誘われたとブレナンに恋愛相談を持ちかけた。しかしブレナンにこたえられない。そこへサローヤンがやってきた。サローヤンは彼には返事をしたの?と聞く。断ったというアンジェラは後悔するものという。ブレナン仕事仲間との恋愛はよくない、ここは同じらしい。
しかしサローヤンはOKしてという。付き合ってみれば目が覚めるでしょうという。デートは最悪になる。数日気まづくてもすぐに元に戻るとアドバイスする。
ブースは娘の母親のアリバイがとれたという。
シャルロット・クラフトがダンスの先生で例の大会の主催者だという。
ダンスをしてる娘を見ている母親の1人がお子さんはどこと?ブースとブレナンに声をかけてくる。
ブースは自分の身分を明かした。女性はクリスティン・ミッシェルと名乗り、
すぐにブリアナの件だと察した。バーの所にいるのが娘のアリエルだと教えてくれた。
ブリアナとは同じ教室であの大会にも出ていたという。クリスティンは娘が誘拐されてたかもしれないという。
ブレナンはどうして誘拐だと思うの?という。家出だとは思えない。競争が激しくて逃げ出したのでは?とブースが言ってもブリアナが?天使のような顔をしていつも優勝を狙っていたという。
何故勝とうと?とブースが聞くと、子どもは1番が好きだという。豪華なドレスを着て、脚光を浴びる。
レッスンが終わった。
ブレナンは子どもには大きなプレッシャーだというが、それは偏見だとクリスティンはいう。
それでクリスティンは奨学金をもらい大学へ行ったという。
ブースは教師と話をするが、ブレナンに子ども達の話を聞くようにいう。
ホッジンズはホテルの側に排水溝があったという。それに落ちれば、浄水場まで流されたという。
アンジェラはホッジジンズの元へ行き、デートを承諾した。
教師のシャルロットはブリアナが消える30分前に撮ったという携帯の写真を見せた。ある男が写っている。男はここに通っている生徒の兄だという。
ブースが警察に見せたかというと見せてないという。彼の両親に言って態度を改めさせようとしたという。
本当はいい子なのよという。彼の名前はジェルミー・ファレルだ。
ブレナンは少女たちを集めて
青銅器時代の12歳の少女の遺骨を見せていた(見せるかよ)もう子どもがいたのよという。何故死んだの?とある少女が聞く。出産のせいよとブレナンは答えた。
ブリアナは意地悪な子だという、
ライザのことを大根足って言ったの。
ライザは私の腕時計を盗ったの。なんでも盗る子よという。
友だちでしょう?とブレナンが言っても表面上はね。だってブリアナは女王様だものという。
そこへジェルミーがきた。彼はつま先がスチールの靴で蹴られていた。彼の履いている靴はそれだ。
ブースはジェルミーと母を呼び、事情聴取した。
母親が頼んで、娘のヘイリーの荷物運びを手伝っているらしい。ジェルミーは黒い服を着ているが、それは「エモ」というらしい。母が言ったが、ジェルミーは違うという。好きな格好をしてるだけだという。
ジェルミーには恋人もいる。母も知っている。真面目な付き合いかとブースが聞くが、寝てるってこと?と聞き返す。寝てないと子ども好きの変態ってこと?と聞き返す。ブースはこの日の写真を撮られた日のことは?と聞く。
妹をいじめてたとジェルミーはいう。そしてブリアナとちょっと言い合いになっただけだという。大会当日もその格好?母親はこの子は1年中同じ格好よという。母親は衣類を預けることを承諾したが、息子は意義を唱える。母は母親の言うことを1度くらい聞きなさいという。中身はまともなんだからと息子を怒鳴る。
仕方なくジェルミーは靴を渡した。
しかしホッジジンズはジェルミーの靴は違うという。つま先がスチールじゃないという。
ホッジジンズがお前がサローヤンとブースに報告に行けという。俺はデートだと作業着をザックに投げ渡す。
ホッジジンズは彼女を公園に誘った。アンジェラのしていたブランコの話を思い出したのだ。
ブリアナの服に入っていた紙をブレナンとサローヤンが分析していた。サローヤンはチョコレートの包み紙じゃないかという。ブレナンは甘いものは禁止だったはずだという。
そこへブースがやってきて、あっさりミルクバーの包み紙かという。それなに?と聞くブレナンにサローヤンは1番安くてまずいアイスよという。レッド・シェンド限定商品だという。
そしてブースとサローヤンはそのCMの歌を歌い出す。そしてまだあったのね。よく食べたと思い出に浸る。
なんだか自分1人おいてけぼりのブレナンはブリアナが買った店を探さないとと現実に引き戻す。
ホッジジンズとアンジェラはブランコに乗っていた。
昨日君とデートする夢を見たとホッジジンズはいう。でも現実の方がいいという。
そしてホッジジンズブランコを降りると、次は何をするの?
というアンジェラに口づけした。
ブースとブレナンはホテルの周辺でそのアイスを打っている店を見つけ食べていた。ブレナンは美味しいという。排水溝をFBIは洗っているという。
2人も探した。そして子どもが隠れるのにいい丸い筒…排水溝を見つける。そして側の水の溜まった場所からコンテストのメダルを見つけた。ここが現場らしい。
ブレナンとザックは話していた。犯人はブリアナを排水溝に押し込み、足で蹴って更に奥に入れたとブレナンがいう。
メダルにはリトル・ミス・ラズベリー・バージニア州と書かれていた。1976年のものだった。ブリアナのものではない。
アンジェラはこの年の3位までが載った記事を見つけた。
ホリ―・ウォーターズ、クリスティン・マディガン…
ブレナンはクリスティン・マディガンに見覚えがあった――――。
子どもは1番になるのが、好きというより、母親に好かれたい。母親が望むなら無理もする…。
そういう意味では親を思う子の悲しい事件ではある。
て、ザックが初めてサローヤンと仕事をして間違えて呼ばれて嫌だったのは?