ブースとブレナンが森の中を歩いている。よそ者には迷うから入るなといってある。捜査官も迷ったと案内する捜査官が話している。
ブレナンは奇妙なものを見つけた。
ブースはブレナンがいないのに気付き、焦る。名前を呼ぶと彼女は見つかったが、ブレナンが見ている物は魔除けか何かだという。それはまるで人の目のように見える。鳥の骨と血で作られている。他にも同じものがたくさんある。
捜査官に前にもあったかとブースが聞くが、奇妙なものを見たと住人が言っていたという。マギーの印だそうだ。それは森の住人?とブレナンは聞くが18世紀に死んだ魔女だという。その魔女は魔女狩りで首をはねられたが、今も森をさ迷っていると噂になっている。
遺体は穴の中にある。偶然ハイカーが発見した。捜査官はマギーは自分を探せば殺すと言っていたという。
ブレナンだけが穴の中に入る。ブースはマギーはどんな方法で人を殺すんだ?と聞くと自分が殺されたのと同じ、首をはねるというやり方だという。
男性で18~25歳とブレナンはいう。ビデオカメラがあった。そして頭蓋骨がない…首を切られたのが死因だという。
ラボに持ち帰るとサローヤンは頭蓋骨がなくて、身元が判るというが、他の傷の部分で照合するとザックがいう。
木の破片がたくさん出てくる。凶器かもしれないとサローヤンがいう。
ブレナンもザックも幽霊を否定するが、サローヤンは23歳のとき、母が亡くなった翌日、母が箪笥の中を見るようにいい、彼女が今首にしているネックレスを見つけたという。
ホッジンズは死亡した時期は去年の11月だという。木片が出たとザックが渡すが、ベツラ・ウベラだという。1800年に絶滅した木だという。
そこへブースが現れ、大学生が消えたという。映画学科の学生でマギーの映画を撮っていた。
グレアム・ヘイスティングス、21歳、178センチだと彼の情報を話した。映画を撮るためにカメラを持参していた。アンジェラがテープを復元したという。
少女が現れ、ブライアンと呼んでいる。ローリー待て、止まれというところでテープは乱れた。しかし再びブライアンと呼ぶ声がする。ブースはそっとブレナンの手を握ったが、それを離、血が…ローリーもブライアンも消えたと声がいう。
音がする。彼女が来るといい、血だらけの男の顔が浮かびてテープは終わっていた。
遺体を見ているザックはまだビデオの悲鳴が残っているという。ブレナンも同じだという。
サローヤンは薬物検査は陰性だったという。
それじゃ、精神分析がいるという。リュックに紙が入っていて、そこにマギーが来ると書かれていた。
ブレナンは遺体から古い傷を見つけた。それから身元が判るかもしれないという。
弟は8歳のとき野球をしていて怪我をしたとグレアムの兄がいう。
グレアムは失踪して1年が経っていた。兄は覚悟していたという。しかし彼が18歳のとき両親がなくなってしまったので、唯一の身うちだったという。弟の世話は兄がしていたという。そのために兄は大学を中退し消防士をしたという。
ブレナンには身につまされる話だった。
同席していたブースが誰と森に行ったのかと聞くと映画学科の友人で男女1人ずつだった。
男はブライアン、捜査を頼んだが、断られたという。彼はひどく怯えていた。
兄は森を捜索したが、見つけることはできなかったという。
ザックがサローヤンに母の話は本当かと聞く。夕方会いに来たという。それが本当なら羨ましいと彼はいう。
ホッジンズが古い鉄のさびを見つけたという。18世紀の?とサローヤンは冗談で聞くが、本当に18世紀のものだ。
ザックは粘土を切って、凶器の特定を始めた。その大きな音にびっくりするサローヤンだ。面白そうだとホッジンズも手伝い始めた。
ブースと来るまでの移動中、ブレナンに、グレハムは特待生で学費免除を受けていたと言った。ブライアンは選考に漏れたがグレハムの失踪後、特待生の権利を受けることになった。
それは動機になるとブースが話していると、ぼぉ~としてブレナンは突然、自分が兄と暮らしていたらどうだっただろうといいだした。親を亡くしたグレハムは兄が面倒を見ていた。けれど自分は里子に出された…それを考えたんだろう。
そういいながら、子供じみた話だ。まるで魔女伝説みたいだ。兄のウィルだって弟を育てたが、結局亡くしてしまった。自分の兄の方が正解だったかも…そうだろうね、ブレナンとこは事情が特殊だから兄妹一緒でない方が良かったかもしれない。
ブレナンはグラハムの兄のウィルと会うという。通じあうものがあるからだ。そしてブースにあなたはサローヤンと通じるものがある。通じるものがあるっていいわよねという。
グレハムの大学のブライアンは彼は大学の人気ものだったという。
ブースは彼は伝説を信じていたかと聞くと、マギーに夢で頭のある場所を教えられたと言ったという。彼は最初は嘘だと思ったしかし森へ行くと変なことだらけだった。何かを切る音、そこら辺に目玉がぶら下がっていた。何かが動く気配がして…信じられないだろうが、本当だと言った。ローリーは怯えてかけ出した。みんなバラバラになってしまった。
ブースは警察によると、君とローリーは森から出たと聞いているというと、ローリーは怯えて座り込んでいたという。ブースはブレハムを残して逃げたのかと聞いたが、先に逃げたと思ったんだという。
ブースはローリーにはどこへ行けば会えるかと聞いたが、あれから会っていない。病院に入ったと聞いたと彼は答えた。
ローリーを訪ねると彼女は自分から入院したという。
眠れなかったからだ。あの日なにがあったか教えてくれとブースがいうと、警察に離したし、グラハムが戻ってくれば、私を守ってくれるという。2人は恋人同士だった。
そして突然小声になるとあなた森へ行ったの?彼に会った?彼はマギーと一緒だった?とブースに迫ってくる。
ブースは冷静に違うと答えた。
ローリーは違う違うといい、マギーが殺したのねという。
ブースは落ち着くようにいい、何があったか知りたいというが、殺されたのよ、首を切られていたんでしょうという。
他の看護師達がローリーを抑え始めた。彼女はあそこは血だらけだったと喚いた。
ラボのブレナンの所に行ったブースはまるで魔女にとり憑かれたようだったと2人の学生にあったことを話した。
ザックは骨を見て、ザックの話から死後脱臼していたことに気付いた。
ブレナンはザックにうつぶせになってという。
そして右腕をとり、こうしてグラハムは運ばれたと実際にして見せる。そうすると、背中側の傷の意味も首の切断面に泥が着いていた意味も判る。
魔除けに付いていた血は人のものではなかったと結論が出た。
ブレナンとグラハムの兄、ウィルは会っていた。
最初は音楽の話などしていたが、ブレナンは最近兄がやっと許せるようになったという。ウィルもまだ子どもだった。どうすべきか悩んだという。そして弟がわがままに育ったのは自分のせいだという。
ブレナンはいい所もあったでしょう。ローリーに好かれていたというと、ローリーはいい子だという。そして弟にはたくさんの女がいた、上手く隠していたけどねという。
それを聞き、ブレナンは突然席を立った。
ガンガンに音楽をかけていたアンジェラの肩をホッジンズが叩くと彼女が悲鳴をあげた。ビデオの悲鳴を聞きたくないために音楽をかけているらしい。
ホッジンズは殺害場所が判ったという。そこにはカナダヅカがある。
ブレナンはブースにグラハムは大勢と付き合っていたと骨を見ながら話していた。ブースはローリーは彼に夢中だったが、裏切られて彼女が殺したと考えられるという。魔女はいい口実で、イカれているのも芝居だ。
2人の間に挟まれているのに、口を出すなといわれたザックは、けれど犯人は相当力が強いとまた口を出す。しかしブースは(経験があるのか)浮気を知った女の力は凄まじいという。
ブレナンもせいせい55キロのローリーでは178センチ80キロはあるグラハムの殺害は不可能だという。
サローヤンがやってきて、幻覚剤を使えば可能だという。
麻酔薬とキノコの幻覚作用で、精神に異常をきたしてもおかしくない。
ブースがブライアンを再び訪ねるとネイトギポンズ先生と一緒だった。
ネイトはグラハムを才能のある子だったと言った。
彼らは大学の卒業作品の映画を見ていた。しかしネイトは傑作だ。現代版ギルガメッシュだと言った。
制作は先生がしたから、サンダンスに出品する。
ネイトが去った後、ローリーはクスリをやっていなかったかと聞いた。ブライアンは否定する。森でラリってたら危ないとみんな判っていた。グラハムに幾人もの女がいたことをぶつけるが、それでローリーが彼を殺すはずがないとブライアンはいう。
ホッジンズとアンジェラはまだ映像を見ていた。
そしてちょっと移ったローリーの時計とカナダヅカの場所から、彼らがいた場所が判ると言った。
もう1度捜査官に案内され、ブースとブレナンは森へ出かける。血だけの木があった。
そしてその近くに頭蓋骨が転がっていた。
そして近くにもう1つの古い頭蓋骨もあった。しかし失踪届は出ていなかった。
新しい方の頭蓋骨はグラハムのものだった。もう1つは30代半ばのの女性のようだ。死亡時期は18席~19世紀前半とザックが言う。
そして2つとも死因は首の切断ではなく、殴打だという。
ブースが来るとグラハムのリュックにあったメモを覚えているかという。あれは彼が書いた脚本の裏紙だったという。
ブレナンは映画学科なら脚本くらい書くというが、ブースはあれは現代版ギルガメッシュだと言った。ブライアンが作っていた物と同じだ。
ブライアンが呼ばれた、盗っていないというが、グラハムのメールを見たら初稿が君に送られていた。
あれは先生がグラハムが消えたあと僕らの作品にしようと言ったという。そしてブライアンは殺していないという。
やはりあの日ローリーはクスリを飲まされていた。そして血が降ってきたと言った。怖かったブライアンは彼女の服を森の中に隠した。そこへ行こうというブースにあの森には絶対行きたくないとブライアンはいう。
刑務所に行ってもいいから行きたくないと――――。
結論としては割りとよくあるタイプ、でもどうして、作家とか映画監督の出てくるものって、必ず「盗作」騒動が原因になるんでしょうね。
これだけは不思議だ。
みんな潜在意識でこれが怖いのかしら?
私もとりあえず、怖いわ。
今日のザック、ブレナンに実験で引きづられたり…大変です。