忘れてはいけない事・・というか空手家として忘れてはダメな事。
空手に技術は身体に覚えこませる事なので決して盗まれたしません。
真似されても盗まれて無くなる事がないのが身に付く技術です。
ただ継続していいと余程の達人で無い限り身体の記憶から少しずつ消されるかもしれません。
だから1年休むと元に戻すのに2年掛かると言われているのだと自分は思っていますので日々継続して稽古致しております。
あえて人には強制はしませんが、なんか感じてほしくて世間話的には話しています。
型であったり武器術であったり、例えば廻し蹴りの正しい軌道であったり・・・色々あると思います。
私的には一度覚えてしまえばずっ~と身体に染み付くなんて思っていません。
動けな、全くできていないのに昔を懐かしんでなんて話もしたくはありません。
何かの時にその片鱗をのぞかせるって感じが理想ですかね・・・
基本的に手に入れた物を(技術を)無くすのが怖いのだと思います。
今まで一生懸命に教えて頂いた様々な先生に対して敬意を表す為でも、その継続の意味が自分にはあります。
色々な事があって今の自分があり、良い人と知り合うのも悪い人、ダメな人と知り合うのも、きっと意味のある出会いであったと思います。
なので常に今を受け入れて何事もする様にして、考えもその都度軌道修正しながら良いと思う方に変えながら行動しています。
思えば空手や他の武道でも筋トレでの身体作りも、全て子供の頃からの憧れの延長が今にあるだけで頭の中の成長は止まっているかもです。
なので毎日同じ事を、きっと死ぬまで繰り返して行くでしょう。
昨年入会のOさん、元々キックボクシングをやっていて子供が他の道場で空手をしていたのが我が道場に移籍して来て自分も白心塾で空手をやりたいと一緒に入会・・最近は空手の稽古はもちろん、付随するトレーニング色々とOさんにもやらしていますが、凄いのが痛いとか辛いとか言いながら全てこなしてしまう事、空手的素質もピカイチ。
私と感性がピッタリ、言葉ではなく態度で示す人です。
人でガッカリする事がもありましたが、今はとっても指導にも熱が入ります。
そして将来の期待が大です。
押忍