今日は保育所が春休みなので、仕事を休んで息子とデートです。 普段は外食することが殆んどなく、ゲームで遊ぶこともない息子は「今日はハッピーセットとねぇ、ゲームね!」と一方的に約束されてしまいました。 一方的な約束とはいえ、楽しみにしている息子の顔をみると断ることも出来ず、一緒に出掛けることにしたのです。 橋を渡って尾道のマクド(関西はマクドで、関東はマックらしいけど、一応西日本なのでマクドにしてみました)に到着。お目当てのハッピーセットを注文するとオモチャが付いてくるんだけど、今はロックマンとその敵役のどちらかを選べるのだ。ロックマンは昨日、僕の妹に連れられて出掛けた時に選んだらしく(つまり昨日もハッピーセットを食べているんだ、この息子は!)、敵役を選ぶことにした。 その時、以前に友人が息子の為にオモチャを買ってくれた時のことを思い出しました。 それはアンパンマンの人形だったんだけど、その友人はアンパンマンだけじゃなく、バイキンマンや他のキャラクターも一緒に買ってくれ たんだよね。僕はお金を使わせて申し訳ないという想いと子どもを甘やかしてはいけないと思って、「アンパンマンだけでいいよ」と言ったら、友人は「アンパンマンもバイキンマンもいて、アンパンマンだろ。」って、サラリと言ってのけました。その言葉に自分の考えの浅はかさを知り、「こいつ凄いなぁ」と感心したものです。僕なんて悪役のキャラクターを買おうなんて思わなかったですから。 そういう経験をさせてもらったからか、息子はその悪役キャラクターでも嬉しそうに遊んでくれました。帰りの車の中で「眩しいから目をつむっているだけ」と言いながら寝てしまった息子を見て、この子の成長の為に親である僕も一緒に成長していきたいなぁと思う帰り道でした。
