仕事で行った訪問先の家の近くに柑橘畑がありました。因島にある柑橘類は殆どが秋から冬にかけて収穫されますので、春から秋にかけて柑橘農家の人は何もしていないように見えるかもしれません。
でも収穫時も確かに忙しいのですが、この季節というのは収穫する柑橘そのものの品質を決定付けるほど大切な時期だと聞きました。真夏の暑い時期に予防をしたり、草引きをしたり、また摘果したりと大変なのです。
先日歩いていた時に、その摘果した青々とした実を見て子どもの頃を思い出しました。
家の近くにはっさく畑があったため、この夏休みには摘果した実がたくさん転がっていました。それを拾っては野球ボールの変わりにしてキャッチボールしたり、バットで打ったりしました。ボールが無くなる心配がないので、重宝したものです。子どもって何でも遊び道具にしますからね。
また最近では母方の実家で摘果した青成りの実を拾って、ポン酢醤油を作ったりして頂きました。こんなことをするのは、うちだけなのかな?
ともかく、夏の暑い時期に頑張って美味しい柑橘を作っている農家の皆さん、ありがとうございます。今年こそは腐らせないように努力します。