「すごい!恐れ入りました。」率直な感想です。
今年から僕が参加させてもらうことになった小早チーム”ごんべ”の初練習に行って来ました。朝、集合場所に行ってみると既に何人かの人たちが集まっています。想像していた怖い印象とは違って、皆さん優しくて、新人の僕に対しても違和感無く接してくれました。ありがたいことです。
数人が集まったところで、準備をし、早速舟に乗り込みました。(僕はとりあえず要領も分からず、後を付いて行くだけなのですが・・・。)今年初めて小早に乗れることでワクワクしていた僕の気持ちは、この瞬間から消え去りました。初漕ぎなので、まずは感触を確かめていくのかな、と思っていたら、とんでもありません。いや、もしかしたら彼らにとってはホンの馴らしなのかもしれません。
しかし、僕にとっては、昨年の小早では大会前でも経験したことの無いような追い込んだ練習が行なわれたのです。もう付いていくのに必死、いや付いていけないのです。たぶんメンバーが行なった練習の3/4くらいの量しか漕いでいないのではないでしょうか。そして、その中身だって漕ぎ方がバラバラで周りの人に迷惑をかけているし、バテてしまってパニクっているし・・・・。DVDを借りて、頭の中ではしっかり準備をしていったつもりでも、実際に海の上に行くと、頭は真っ白になっていました。
皆さんは「最初は誰だってキツイよ。2,3回も練習すれば慣れるから」と言ってくださいましたが、本当に大丈夫なんでしょうか?決して筋骨隆々の人たちではないのに、あれだけの動作(かなり細かい部分にも拘っています。)をあれだけの速度で出来るなんて、凄いとしか言い様がありません。
とにかく必死に喰らい付いていこうと覚悟しているのですが、自分の現状を分かっているつもりだけに、不安だらけです。でも、このままでは迷惑をかけることは間違いありませんので、頑張らねば・・・。
でも見る人は、かなり楽しめると思いますよ。小早は本番だけでなく、練習も一見の価値アリです。これからの季節、夕方(土曜日や日曜日は昼から練習しているチームもあります)に因島の大浜アメニティ公園に行けば、熱気のこもった練習が見られるでしょう。