浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

外食

2006年10月01日 | 日常

幼い頃の外食の思い出といえば、夏休みの最終日に家族全員で外食をする恒例の行事でした。我が家は、基本的に外食はせず、自宅の食卓を家族で囲んで食べるのが当たり前でした。

自分が大人になって、それがどれだけ大変で難しいことなのか、分かった気がします。疲れて帰ってきて食事の支度をして、また片づけをするなんて、本当に頭が下がります。僕はそんな生活は数ヶ月間だけだったので、なんとか切り抜けることができましたが、ずっと何年もそうしていくことを考えると、自分の姿を想像できません。

息子は、今7歳ですが、外食をしたがります。町に出掛ければ普段は食べないようなものがありますし、写真などで美味しそうに見えますから、惹かれても仕方ありません。また家で食べるより味付けも濃いので、たまに食べるには満足度も高いのでしょう。

彼が自宅で食べる食事の有難さを知るのは、あと何年先でしょう。