浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

思えば遠くへ来たもんだ

2006年10月22日 | 日常

僕は原付で通勤しているのですが、この季節は小さな虫が飛んでいて顔やら服に当ってくる(僕が当って行っているのだけど・・・)ので、辛い季節でもあります。

先日のこと、職場に到着して、いつものように服に付いた虫をはたこうとして、ギョっとしました。なんとバッタが服に付いていたのです。いったいどこからしがみ付いていたのやら・・・。

慌てて草むらの方へ放しましたが、あのバッタは本当に何処から来たのでしょう。僕たちの感覚で原付で15分ほどの距離(約10キロ)は日常生活の範囲ですが、バッタにとっての10キロはとても長い距離でしょう。それこそ、広島から北海道に行くくらいの感覚でしょうか?それとも海外に出たように感じるでしょうか?

そのときに思ったのは、彼ら(虫)はそんなに環境が変わっても平気で生活していけるのだろうかということでした。そして、何故か「みなしごハッチ」というアニメを思い出してしまいました。あのアニメのストーリーに様々な不思議はある(何故働き蜂が女王蜂を探して旅するのかとか・・・)ものの、ああいった虫たちにとっての世界の広さはどうなんだろうと考えてしまいました。

自分の視点だけで物事を解った気になってはいないだろうかと感じた一日でした。