コロナワクチンの大規模接種場所に空きがあるという。
わが県でも大規模接種所が設けられた。
早く打てるというのでかなり人気らしい。
横浜に住んでいる50代の息子は大手町の接種所にこんな
に空きがあるのなら早く打ちたいのだけれどまだ接種券
が届いていないから早く発行してほしいと言っている。
東京駅まで出勤している。
昨日お米を届けてくれた農家の女性はワクチン接種で
亡くなった人がいるというニュースを気にしていた。
1度予約したのだけれど怖くなってキャンセルしたそうだ。
その後また勧められて予約したものの今でも取り消したい
思いだという。
ワクチン接種と死亡とは因果関係がはっきりしていないと
読んだ気がするが、あたかも関係があるかのような報道は
こういう不安を抱かせる恐れがある。
斜向かいの女性はたぶん75,6歳だと思われるが50歳くらいの
息子(独身)がいる。
彼女(A )は過保護で息子が帰宅時間になると家じゅうの明かり
をつけてどんなに寒い日も外に出て待っている。
息子は休みの日スカートをはいて食事に行ったり喫茶店に行ったり
するのでちょっと噂の息子である。
黒づくめで背が高く結構様になっている。
彼女は耳が遠く人の話はまず聞かない。
そして前後と関係のない自分の話したいことを話し出すので
ご近所では敬遠する人も多い。
わたくしは彼女がコロナワクチンの申し込みができたかどうか
気になっていた。
申し込みだけならお手伝いできると。
先週の土曜日窓からのぞいたら息子さんが朝早くから車の掃除
をしていたので、息子さんがいるのだからなんとかしているだろう
と少し安堵した。
でもいつも息子は疲れているので何もさせられないと一人で
頑張っているAさんのことを思って、彼女と親しいBさんにライン
を送った。
「Aさんのワクチン接種はどうなっているかご存じですか
今日も息子さんが在宅のようなのですが・・・」
するとすぐにBさんから電話があって
”その朝、喫茶店であったので聞いたらはがきが来たのですぐ
接種場所の体育館に行ったら、直接来てもダメでまず申し込みをして
くださいといわれたので帰ってきた。よくわからないので
もう打たないといっている”と。
それで”前に来た接種券が必要だと教えたらそのようなものは
きていない、受け取った覚えがないという。
彼女Aさんは以前も大切な書類をなくしたことがあるし、
銀行で通帳がないと大騒ぎしたという前歴がある。
Aさんと毎朝モーニングに行くCさんが市役所について行って再発行
を依頼したら保健センターへ行くように言われ再発行してもらい
Cさんが電話で申し込みをしてあげたそうだ。
「もういい!そんなことできない!」と開き直って打たないと
いうAさん。
この度のワクチン接種でいろいろな場面が展開されたことであろう。
それにしても70歳も半ばになって50歳過ぎた息子を過保護にするの
は逆だろう。もう息子が老いた母親を何かと気遣う年齢なのだろうに
よそ様の家庭のことだからただ頑張すぎの母親がいじらしい。