気分はいつも雨のち晴れ!

散歩道で見つけた四季折々の山野草を紹介!

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カラスウリ

2019年11月07日 | 湖風レター

秋が深まってきました。

「夏に茂っていた草が折り重なって枯れると

その風景の中に赤いカラスウリを見つけて、

はっと胸をつかれたような思いをしたことがある」

 

・・・と 安野光雅さんが「洛中洛外」の中で仰っている。

 

自然の不思議だと思うのは、その花だ。・・・と。

・・・どこからともなくつるが伸びて、

他の木にからまっている白い花。

その花は糸のような長いひげをたくさんつけて、

まるで貴婦人のもつレースの飾りのようである。・・・と。

 

 

京都御苑にもカラスウリの花が咲き、

実もなる。

たくさんの鳥がいるのでついばみにやってくるらしい。

冬まで残っていることも多いそうだ。

それほど美味しいわけではないらしい。・・・と。

 

                              ⁂撮影日・撮影場所  令和元年11月7日(雑木林沿いの小径にて)