~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
九、ヴァーセッタ
648、世の中で名とし姓として付けられているものは、名称にすぎない。
(人の生まれた)その時その時に付けられて、
約束の取り決めによってかりに設けられて伝えられているのである。
649、(姓名は、かりに付けられものにすぎないということを)
知らない人々にとっては、誤まった偏見が長い間ひそんでいる。
知らない人々はわれらに告げていう、
『生まれによってバラモンなのである」
650、生まれによって〈バラモン〉となるのではない。
生まれによって〈バラモンならざる者〉となるのでもない。
行為によって〈バラモン〉なのである。
行為によって〈バラモンならざる者〉なのである。
~ 感謝・合掌 ~