~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
11、ナーラカ
〔序〕
679、よろこび楽しんでいて清らかな衣をまとう三十人の神々の群れと
帝釈天とが、恭(うやうや)しく衣をとって極めて讃嘆しているのを、
アシタ仙は日中の休息のときに見た。
680、こころ喜び踊りあがっている神々を見て、
ここに仙人は恭しくこのことを問うた、
「神々の群れが極めて満悦しているのは何故ですか?
どうしたわけでかれらは衣をとってそれを振り廻しているのですか?
681、たとえ阿修羅との戦いがあって、神々が勝ち阿修羅が敗けたときにも、
そのように身の毛の振い立つほど喜ぶことはありませんでした。
どんな稀なできごとを見て神々は喜んでいるのですか?
~ 感謝・合掌 ~