~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
10、コーカーリヤ
669、またそこでは(地獄の獄卒どもは、
鉄の網をもって(地獄に堕ちた者どもを)からめとり、鉄追をもって打つ。
さらに真っ暗黒である闇に至るが、
その闇はあたかも霧のようにひろがっている。
670、また次に(地獄に堕ちた者どもは)
火炎があまねく燃え盛っている銅製の釜に入る。
火の燃え盛るそれらの釜の中で永いあいだ煮られて、浮き沈みする。
671、また膿や血のまじった湯釜があり、
罪を犯した人はその中で煮られる。
かれらがその釜の中でどちらの方角へ向かって横たわろうとも、
(膿と血とに)触れて汚される。
~ 感謝・合掌 ~