浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

偉大なる光の王に導かれ
我が身は動き口は語らん

「ブッダのことば」より。

2017-02-17 00:09:20 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
                第三 大なる章 

               10、コーカーリヤ

675、そこには黒犬や黒烏の群や野狐がいて、
      泣きさけぶかれらを貪り食うて飽くことがない。
      また鷹や黒色ならぬ鳥どもまでが啄(ついば)む。

676、罪を犯した人が身に受けるこの地獄の生存は、
      実に悲惨である。
      だから人は、この世において余生のあるうちになすべきことをなして、
      忽(ゆるが)せにしてはならない。

677、紅蓮地獄に運び去られた者(の寿命の年数)は、
      荷車につんだ胡麻の数ほどある、と諸々の智者は計算した。
      すなわちそれは五千兆年とさらに一千万の千二百倍の年である。

678、ここに説かれた地獄の苦しみがどれほど永く続こうとも、
      その間は地獄にとどまらねばならない。
      それ故に、ひとは清く、温良で、立派な美徳をめざして、
      常にことばをつつしむべきである。


              ~ 感謝・合掌 ~ 


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