浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

偉大なる光の王に導かれ
我が身は動き口は語らん

「ブッダのことば」より。

2017-02-22 02:50:03 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

     
               第三 大なる章 

               11、ナーラカ

691、ときに仙人は自分の行く末を憶うて、ふさぎこみ、涙を流した。
       仙人が泣くのを見て、シャカ族の人々は言った、―――
       「われらの王子に障りがあるのでしょうか?」

692、シャカ族の人々が憂いているのを見て、仙人は言った、―――
       「わたくしは、王子に不吉の相があるのを思いつづけているのではありません。
       またかれらに障りはないでしょう。
       この方は凡庸(ぼんよう)ではありません。
       よく注意してあげてください。

693、この王子は最高のさとりに達するでしょう。
       この人は最上の清浄を見、多くの人々のためをはかり、
       あわれむが故に、法輪をまわすでしょう。
       この方の清らかな行いはひろく弘(ひろ)まるでしょう。


             ~ 感謝・合掌 ~



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