~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
11、ナーラカ
697、その聖者は、人のためをはかる心があり、
未来における最上の清らかな境地を予見していた。
その聖者に教えられて、かねて諸々の善根を積んでいたナーカラは、
勝利者(ブッダ)を待望しつつ、
みずからの感官をつつしみまもって暮らしていた。
698、〈勝れた勝利者が法輪をまわしたもう〉との噂を聞き、
アシタという(仙人)の教えのとおりになったときに、
出かけて行って、最上の人である仙人(ブッダ)に会って信仰の心を起こし、
いみじき聖者に最上の聖者の境地をたずねた。
~ 感謝・合掌 ~