浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

我れ食べず人に施す母の愛
幼き我に布施教えらる

「垂訓」

2023-07-12 00:03:17 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        恩師のご著書「講演集」より


           講演、四

     調和された心、安らぎの心は「光」である

先の続き・・・

この見方からしますと、交通事故が起きた時、
目に触れた花さえ見ることができないのですから、
ましてや、心が向いていなければ、
遠い所にある信号などは目に入りません。
朝、でかける前に夫婦喧嘩をしたとします。
「ほんとうに腹が立つなあ」と、
心が喧嘩のほうにいっていますと、信号は
見えないし、車も見えません。

アッと気が付いた時は、事故を起こしています。
交通事故のほとんどは、
心が集中していないことによって起きていますから、
特に車に乗る時は、しっかりと心がここにあるように、
心を他に持っていかないようにして、運転することです。
そうしましたら、事故は案外起きません。


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