浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

我れ食べず人に施す母の愛
幼き我に布施教えらる

「垂訓」

2023-07-17 23:57:56 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

  恩師のご著書「講演集」より



          講演、四

     自分の幸せの為に隣人を愛しなさい

先の続き・・・

イエスは偉大な光の大指導霊です。
イエスは神の御心を人々に伝えて下さいました。
その神は私たちに、
「幸せになるように、健やかに生きるように」と、
その慈愛の光を注いで下さっています。
人は幸せにならなくてはいけないということを、
神はよくご存知です。

「汝の隣人を愛しなさい」と言って、
自分が幸せになることをお教えになったのです。
自分が不幸になりたければ、
自分の身の周りの人を不幸にしたらいいのです。
必ず自分を不幸にしてくれます。
自分が泣きたかったら、
人を泣かしてやったらいいのです。
必ず泣かしてくれます。


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「垂訓」

2023-07-17 00:03:39 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

          恩師のご著書「講演集」より


              講演、四

       自分の幸せの為に隣人を愛しなさい

この世に生きさせてもらいますと、いろいろの出来事に出会います。
この出来事を通して、私たちは、自分にとって都合のいい時は満足できますが、
自分にとって都合の悪い出来事に出会った場合は自分の心を苦しめます。
世界中の人類すべてに共通して、誰方も同じ変わらない心というのは、
「自分にとって都合がいいものは、みな好き。都合の悪いものは、みな嫌い」
という心理です。

白人も黒人も私たち黄色人種もみな同じです。
ですから、人様にとって都合のいい自分になった時、
人は必ず自分を好きになって下さいます。
イエスは「汝の隣人を愛せよ」と言われました。
隣人とは最も身近な隣にいてくれる方のことですね。
隣とは、遠くの方とは違います。

家庭の中では夫婦であり親子であり、
職場では隣で働いている人こそが隣人です。
聖書に、「隣家を愛しなさい」とは書いてありません。
「隣り人を愛しなさい」ということです。
では、なぜ隣り人を愛さなくてはいけないかといいますと、
愛してもらうということは都合のいいことですから、
「この人は、私の為に誠心誠意尽くしてくれる。
この方は自分にとって大切な方だから、
私もこの方を大切にしなくてはいけない」といって、
自分が愛することによって、結果として自分が愛されるのです。
愛する方が多くなればなるほど、自分を愛して下さる方が多くなります。
つまり、愛することは自らの幸せにつながるのです。


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