浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

もろもろの集える人の
その中に法語り合う
友ぞうれしき

「垂訓」

2023-10-13 01:22:39 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師の御著書「真理を求める愚か者の独り言」より


         第二章 必要なのは正しい生命観の確立

          ◆服毒自殺の遺体に起きた奇蹟◆

まだ結婚前の二十七歳の女性が服毒自殺をされました。
青酸カリなので劇毒です。
人間を死に至らしめる毒には神経を麻痺させて心臓を止める毒と、
細胞を腐らせてゆく腐敗させる毒があるそうです。
麻痺させるほうの毒はサソリなどが持つものです。
蛇は大きな獲物を鵜呑みにして、
消化しやすいように腐敗させるそうです。
この娘さんが飲んだ毒は細胞を腐らせるほうです。
身体の床面に接した部分はすぐに変色してきます。

仰向けなら背中のほうです。
二時間くらいで真っ黒になり、
五、六時間もすると全身が腫れあがって、
鼻や口など穴という穴から汁が出て来ます。
もう見られた姿ではありません。
鼻や口には綿を詰めるのですが、
細胞が腐っていますから、鼻も口も膨れあがり、
穴が広がっていよいよお化けです。
なんとかしてほしいと頼まれて、
そのお宅に赴き、到着した頃には、
すでに池の底の泥といった状態にまで
身体が変色していました。


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