その場考学との徘徊(19)
題名;川越散歩 場所;埼玉県川越市 年月日;H29.3.5
テーマ;縄文時代からの歴史
作成日;H29.3.8
歳をとると、冬の八ヶ岳からは足が遠のく。以前は、冬でも八ヶ岳に籠って地下室づくりなどで汗をかいたが、ここ2年間は冬の間は出かけず。今年も日帰りでチェックに行ったのみ。
そこで、天気は絶好、快晴で無風、適度に温かい日を選んで川越に行くことにした。
日曜日の朝なので、高速道も街中も車は少ない。
7:50 自宅発 4℃
甲州街道も環8道路も、日曜日の朝はガラガラ
関越道に入ると、さすがに車は増え始めた。ゴルフ銀座は健在のようだ。
8:22 予定よりも早く着きそうなので、三芳PAで小休止。
売店も食堂もSA並みになっている。
8:40 川越IC出口までは、 33km 料金は¥840
駐車場の開場は9時なので、少し遠回りをして、川越駅前を通過、続いて、西武線の本川越駅前へ
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いつの間にか、川越の観光道路に出てしまった。もう、観光客が結構歩いている。
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9:00 観光用駐車場に到着。ここだけが終日無料。 39.4km、燃費は27.4㎞/L
無料駐車場は、すぐに見つかったが、手前の、農産物売り場の駐車場に入ってしまった。
ここはすでに満車。案内の人が、観光用駐車場への柵を開けてくれた。
先ずは、農産物売り場を物色。 野菜も、そのほかの物産もけっこうたくさんある。きゅうり、キャベツとイモ類が安い。
このところ、埼玉県の遺跡からの発掘物の質の良さが評判になっている。
北九州や畿内に比べて、中世から近代まで土地が荒らされなかったからなのだろうか。
最近の宅地や道路新設では、完全な発掘が行われてきたためなのだろう。
9:30 博物館に入場
お目当ての縄文土器から、太田道灌の川越城築城の色々なヴィデオまで結構楽しめた。
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この本は、なかなか良い勉強になった。
4年前の企画展の冊子だ。
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① 円筒埴輪のもとは、ツボを置く台だった?
② 円筒埴輪の帯(凸帯)は、被葬者の位によって数が決まっている。円墳は2本、大型の前方後円墳は5~6本
③ 後期の埴輪の作成には、須恵器の技術が使われている
④ 埴輪の配列は、第1~第5ゾーンに分かれる
被葬者と近習、食膳奉仕、護衛、馬飼、墓域警護の順
⑤ 埴輪を焼く登り窯は、古墳の近くにある
など。
最近の博物館は、ジオラマやヴィデオが良くできている。
ここでも、じっくりと見たいものが結構あった。
この「博物館だより」の鏡の説明も丁寧で分かりやすい。
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和製の鏡の文様の謎が解けた。
中国製は、文様や絵の神話や伝説が明確だが、和製はそれらの図柄を適当に組み合わせをして配置をしている。
「サツマイモ」が薩摩(沖縄も薩摩の内)から広がった様子が良く分かる。
そして、江戸の人口増加を支えるために、埼玉で発展したのだろう。
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裏口通路から、隣の美術館へ。
つづいて、川越城本丸。ここも共通観覧券で入る。博物館よりは、人も多く観光バスも駐車中。
このスタンプは、びっくり!
ふつうは、ハンコウが摩耗しているのだが、これはすべて完璧だ。
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川越城本丸から800m歩いて観光のメイン道路へ。途中の老舗で「道灌まんじゅう」をお土産用に買った。この店のマークは、紋所の組みあわせ。これならば、商標登録に引っかからないのだろう。
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昼食処は、特にお目当てはなかったが、結構当たりだった。
店の前では、食べ歩き用のつくねを焼きながら売っている。どうも、つくねの専門店のようだった。
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12:20 駐車場発、氷川神社へ。
日本一の木製の鳥居。額は、勝 海舟の直筆と書いてあったので、望遠で撮ってみた。
面白い字だが、親しみがある。
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12:28-55 氷川神社。さきほどの川越城本丸の案内人から是非よりなさいと勧められた。
丁度、結婚式の行列が入ってきた。雅楽の演奏付きでしゃれている。
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縁結びの赤い糸は、ここの商標登録だとか。
結婚指輪の代わりに、これを交換するそうで、
巫女さんが指のサイズに合わせて、作ってくれる。
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本殿の彫刻が素晴らしい。「江戸彫」といわれる独特の手法で、当時の名工が7年間かけて作ったそうだ。
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おみくじは、鯛を釣り上げる方式で、
若い人が楽しんでいる。
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今年は、初詣で干支の土鈴を買いそびれた。社務所に出てはいなかったが、巫女さんに尋ねると、奥から「土鈴は無いのですが、土を焼いたものはあります」といって、これを出してくれた。
「神領地で出土した神土を、神水で練り固めて、浄火で焼き上げた」とあるので、土鈴よりも高級品だった。
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帰路へ、1時間弱なので、休憩は無し。まだ昼を過ぎたばかりなので、道路はガラガラ。
13:55 自宅着 80km、27.6㎞/L
丁度6時間の小ドライブだった。
題名;川越散歩 場所;埼玉県川越市 年月日;H29.3.5
テーマ;縄文時代からの歴史
作成日;H29.3.8
歳をとると、冬の八ヶ岳からは足が遠のく。以前は、冬でも八ヶ岳に籠って地下室づくりなどで汗をかいたが、ここ2年間は冬の間は出かけず。今年も日帰りでチェックに行ったのみ。
そこで、天気は絶好、快晴で無風、適度に温かい日を選んで川越に行くことにした。
日曜日の朝なので、高速道も街中も車は少ない。
7:50 自宅発 4℃
甲州街道も環8道路も、日曜日の朝はガラガラ
関越道に入ると、さすがに車は増え始めた。ゴルフ銀座は健在のようだ。
8:22 予定よりも早く着きそうなので、三芳PAで小休止。
売店も食堂もSA並みになっている。
8:40 川越IC出口までは、 33km 料金は¥840
駐車場の開場は9時なので、少し遠回りをして、川越駅前を通過、続いて、西武線の本川越駅前へ
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いつの間にか、川越の観光道路に出てしまった。もう、観光客が結構歩いている。
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9:00 観光用駐車場に到着。ここだけが終日無料。 39.4km、燃費は27.4㎞/L
無料駐車場は、すぐに見つかったが、手前の、農産物売り場の駐車場に入ってしまった。
ここはすでに満車。案内の人が、観光用駐車場への柵を開けてくれた。
先ずは、農産物売り場を物色。 野菜も、そのほかの物産もけっこうたくさんある。きゅうり、キャベツとイモ類が安い。
このところ、埼玉県の遺跡からの発掘物の質の良さが評判になっている。
北九州や畿内に比べて、中世から近代まで土地が荒らされなかったからなのだろうか。
最近の宅地や道路新設では、完全な発掘が行われてきたためなのだろう。
9:30 博物館に入場
お目当ての縄文土器から、太田道灌の川越城築城の色々なヴィデオまで結構楽しめた。
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この本は、なかなか良い勉強になった。
4年前の企画展の冊子だ。
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① 円筒埴輪のもとは、ツボを置く台だった?
② 円筒埴輪の帯(凸帯)は、被葬者の位によって数が決まっている。円墳は2本、大型の前方後円墳は5~6本
③ 後期の埴輪の作成には、須恵器の技術が使われている
④ 埴輪の配列は、第1~第5ゾーンに分かれる
被葬者と近習、食膳奉仕、護衛、馬飼、墓域警護の順
⑤ 埴輪を焼く登り窯は、古墳の近くにある
など。
最近の博物館は、ジオラマやヴィデオが良くできている。
ここでも、じっくりと見たいものが結構あった。
この「博物館だより」の鏡の説明も丁寧で分かりやすい。
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和製の鏡の文様の謎が解けた。
中国製は、文様や絵の神話や伝説が明確だが、和製はそれらの図柄を適当に組み合わせをして配置をしている。
「サツマイモ」が薩摩(沖縄も薩摩の内)から広がった様子が良く分かる。
そして、江戸の人口増加を支えるために、埼玉で発展したのだろう。
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裏口通路から、隣の美術館へ。
つづいて、川越城本丸。ここも共通観覧券で入る。博物館よりは、人も多く観光バスも駐車中。
このスタンプは、びっくり!
ふつうは、ハンコウが摩耗しているのだが、これはすべて完璧だ。
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川越城本丸から800m歩いて観光のメイン道路へ。途中の老舗で「道灌まんじゅう」をお土産用に買った。この店のマークは、紋所の組みあわせ。これならば、商標登録に引っかからないのだろう。
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昼食処は、特にお目当てはなかったが、結構当たりだった。
店の前では、食べ歩き用のつくねを焼きながら売っている。どうも、つくねの専門店のようだった。
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12:20 駐車場発、氷川神社へ。
日本一の木製の鳥居。額は、勝 海舟の直筆と書いてあったので、望遠で撮ってみた。
面白い字だが、親しみがある。
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12:28-55 氷川神社。さきほどの川越城本丸の案内人から是非よりなさいと勧められた。
丁度、結婚式の行列が入ってきた。雅楽の演奏付きでしゃれている。
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縁結びの赤い糸は、ここの商標登録だとか。
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巫女さんが指のサイズに合わせて、作ってくれる。
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本殿の彫刻が素晴らしい。「江戸彫」といわれる独特の手法で、当時の名工が7年間かけて作ったそうだ。
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おみくじは、鯛を釣り上げる方式で、
若い人が楽しんでいる。
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今年は、初詣で干支の土鈴を買いそびれた。社務所に出てはいなかったが、巫女さんに尋ねると、奥から「土鈴は無いのですが、土を焼いたものはあります」といって、これを出してくれた。
「神領地で出土した神土を、神水で練り固めて、浄火で焼き上げた」とあるので、土鈴よりも高級品だった。
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帰路へ、1時間弱なので、休憩は無し。まだ昼を過ぎたばかりなので、道路はガラガラ。
13:55 自宅着 80km、27.6㎞/L
丁度6時間の小ドライブだった。