生涯いちエンジニアを目指して、ついに半老人になってしまいました。

その場考学研究所:ボーイング777のエンジンの国際開発のチーフエンジニアの眼をとおして技術のあり方の疑問を解きます

その場考学との徘徊(22) 桜、誘われ 

2017年04月02日 14時59分37秒 | その場考学との徘徊
題名桜、誘われ  場所;東京都九段下  年月日;H29.4.2

テーマ;戦中・戦後の桜
 
 今年の東京の桜は、開花宣言こそ早かったが、あれから2週間近く経つのにまだ3分咲きのようだ。それを承知で、九段下に出かけた。しかし、地下鉄の出口では、おおかたの花見客の靖国神社方面とは反対の武道館方面へ向かった。目的は、神保町で開催中の「春の古本まつり」だからである。
 
千鳥ヶ淵の桜は、予想通りの2~3分咲き。しかし、それでもここではどんな角度からでも写真になる。





 その横に、「昭和館」という7階建ての展示館がある。あまり知られていないが、「戦中・戦後のくらしを伝える」を目的とした常設展示がある。その入り口に、「桜、誘われ」の看板があったので、初めて入り口に向かった。そこからの千鳥ヶ淵も、別角度からで面白い。






 
2階の広場には、戦中・戦後の花見の写真が二十数枚飾られていたが、見るべきものは無かった。写っている人々は、どれも寂しげで、花見の気分ではない。写真が白黒なのと、私の先入観のせいかもしれない。



しかし、その横に「リユース本」の小さな棚があった。覗くと、面白そうな(と言っては著者と本に書かれたモデルに失礼)本が並んでいた。幸い、今日は古本市にそなえてリュックをしょっている。3冊ほど持ち帰ることにした。



 春の古本市は、秋のそれとはだいぶ違う。客も出店も4分の一ぐらいだろうか。
それでも、5冊ほどリュックに入れて帰途に就いた。


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