昨日、北京に戻ってきました。
税関では何故かチェックされる人とそうでない人がいたけど、全身からワタシ善良ナ人デスオーラをビシバシ出した私は何のチェックも受けることなく、大量に買い込んだ日本食も生活用品も(お酒も)無事持ち帰ることができました。
めでたしめでたし。
それにしても、北京。
こちらの予想を大きく裏切り。
めちゃくちゃ空気がきれい。素晴らしい秋の晴天。
どうした、北京らしくないじゃないかっ!
戻ってきた実感がわかないぞ!
・・・いや、待てよ。
実感は既に空港でわいてたな。
ターンテーブルで荷物が出てくるのを待っていた時のこと。
隣に立っていたおばちゃんが急に
「荷物がぜ~んぜん出てこないと思ったら、順番に上がってくるんやね~」
と話しかけてきた。
どうやら、ターンテーブル上でくるくる回っている荷物の中に自分のものがないから焦ったらしい。
更に、いきなりその場を離れたと思ったら、ものすごい勢いでターンテーブルを一周し、息を切らしながら一言。
「荷物、あっちから出てくるで!!!」
注: 私は教えてくださいとは一言も言ってない。
この、人と人との距離感。
不思議なわちゃわちゃ感。
北京に戻って来たな~と実感がわいたのでした。
さて。
今日は家でのんびり・・・の予定だったけどこれだけお天気が良いので、じっとしていられずに自転車でGO!
国慶節直後の北京市内はというと、なんとなくお祝いムードがそこここに残っていて。
赤い提灯にイキナリの花壇。
交差点に突如現れる、やはりイキナリの花壇。
こちらは文字入り。
・・・とまあ、あのデモがウソのような落ち着いた北京市内であります。
ちょうど大使館近くを通ったのだけど、
そのすぐそばの飲食店街も、中国国旗を掲げてはいるけど以前のような物々しい雰囲気はなく、『中国の主張を支持します』みたいな貼り紙もなし。
大使館周辺に柵は残っているけど、それ以外は至って普段通り。
まあでも、普段通りなのはまだまだ表面上だけでしょう。
用心するに越したことはありませぬ。
さて。
北京に戻って早々に出かけたのには、実は理由があるんです。
それは・・・。
『ドラえもん 誕生前100周年記念特別展』
そうです。
以前ブログで書きましたが、デモの影響で延期になっていたこのイベントが、なんと9月末から開催されていたんです。
10月27日まで開催されるのだけど、いつ何があるかわからないここ北京。
見たいものは行ける時に行くべし!
というわけで、朝から自転車ぶっ飛ばして行ってきたのでした。
詳しい話はまた今度。