少数民族ナシ族によって建設された旧市街地を観光しました。
備忘録のようなレポですが、お付き合いを・・・。
麗江古城。
どっかの誰かが殴り書きしていますが、世界遺産であります。
とにかく広くて、しかも細い路地、川が入り組んでいるこの麗江古城。
なので、古城内の地図をゲットすることをおススメします。
で、その地図を購入したのがこちら。
麗江古城の中には数カ所こういうインフォメーションがあるのですが、ここのスタッフがすこぶる残念野郎だった。
ここで10元で購入した地図は他の店では5元で売ってたし、目と鼻の先にある店すら把握しておらず、まったく方向違いの場所を自信満々に教えやがったり。
概してあまり親切ではなかったインフォーメーションの中でもダントツの、ハズレ残念野郎でした。
気を取り直して。
細い石畳の路地。
両側にずらりと並ぶ、木造建築。
そこかしこで、野菜や果物を売る地元のおばちゃん。
こちらの区切られた湧水スポット。
上流から下流へ、三つの眼のように区切られています。
なので、その名も『三眼井』。
一番上流の水は飲料水に、真ん中の水は野菜などを洗うために、そして一番下流の水は洗濯などに使われるのだとか。
古城内をぶらぶら歩くと、あちこちでこじゃれたカフェを目にしました。
ま、中には『日本人と犬はお断り』なんて看板掲げてる残念な店もあったけど、この国では日常茶飯事。
嫌な気分はさくっと忘れて、気にせず行こう!
そして、こちらは・・・?
『客線』と呼ばれる小さな旅館。
麗江の雰囲気をまるごと楽しめそうな客線に泊まるのもいいかも。
(ただし、賑やかなエリアから離れていないと、夜はかなりうるさいと思う)
麗江と言えば、ナシ族に伝わる象形文字の“トンパ文字”。
あちこちで目にしました。
かわいい・・・。
トイレにも。
ちなみに、こんな可愛くこじゃれたトイレにも関わらず、とある男性用トイレは泣く子も黙るニーハオトイレだったと、Yさんから貴重な証言を得ました。
・・・とまあ、素敵空間を紹介してきましたが、この麗江古城。
こちらの写真でもわかるように、完全に観光地化され、なんだかテーマパークのような雰囲気。
誰でも知ってるあんな店、こんな店もずらり。
私たちとしては、たとえばトンパ文字をデザインした可愛い雑貨とか、ここでしか見られないような少数民族の作品を扱う店を期待していたのだけど、そういうのはごくわずか。
大半は似たようなお土産を売る店が並び、中には・・・。
10元ショップ?
これを麗江で売る意味がわからない。
こちらに至っては、もはや“ドラえもん”とも呼べないシロモノ。
なぜか唐突に、5D映画館。
北京にもあったけど、5Dって何なんや。 わざわざ麗江まで来て、なんで5D?
まあ、そもそも店の人が牛だったので、そこで扱う商品に期待する方が間違いなのかもしれない。
そんな麗江古城ですが、日が暮れるとまた違った趣がありました。
ちなみに夜8:30頃になってようやく日が暮れ始めます。
この明るさで夜10:00前。 雲の形がおもしろい・・・。
ライトアップされる古城をぶらぶら散策し、立ち並ぶお店を眺めるもよし。
雲南名物“米線”をすするもよし。
窓の向こうには、地元の人の生活感あふれる風景が広がるお店で。
アヤシイ松茸入りのお鍋つつきながら、大理V8をあおるもよし。
バーストリートでガンガンうるさい音楽に合わせてはじけるもよし。
川沿いのお店で。
ビールを楽しむもよし。(←結局、これ)
あるいは。
北門近くで唐突に始まっていたわけわからんダンスの輪に加わるのも、旅の良い思い出となるでしょう。
あ、もちろん私たちは静かに離れたところから見守っていただけですが。
というわけで、朝から晩までいろんな表情をもつ麗江古城レポ、これにて終了!
そんな麗江古城で私たちが学んだこと。
いろんなビールを飲みましたが・・・。
麗江とまったく関係ないですね。
詳しい旅日記は4トラベルで書いてます。
『麗江の旅その5 “麗江古城”朝から晩までその表情は新旧もろもろの巻』