5月1日の早朝。 4:30起き。 5:00出発。
目指すは、バガンの朝日。
自転車で走り出すと。
暗闇の中にライトアップされたパゴダが美しい。
向かったのは昨日サンセットを見た「シュエサンドー・パゴダ」だったのですが、到着するとそこには何故か警察が。
そして・・・。
「今日はVIPがいらっしゃるから、ここは通行禁止!」
えぇぇぇぇぇ!?
VIPって誰やねんっ!
どっかの偉いさんがちょろっとやってきて、ちょろっと日の出観賞でもしていきましょか?みたいな感じなんちゃうん???
と、黒い心の私は思ったのでした。
が。
・・・ごめんなさい。 全然違いました。
数時間後に撮った写真。
ものすごくわかりにくいのですが、ずらっと並ぶ白い服の人々はみな制服をびしっと着用。
この大人数、そして準備されたバルーン。 きっとかなりのVIPだとお見受けいたしました。
ま、そういうわけで、本来の場所ではサンライズを見られなくなった私たち。
警察の人によると、「この道をまっすぐ行くと登れるパゴダがあるからそこから見ればいい」とのことなので、ならば!と自転車 飛ばす! 飛ばす!!!
『BULE THI』という場所・・だったような。
日の出時刻は薄く雲がかかっていたのですが、徐々に太陽が現れて。
ミャンマーのサンライズ。
新しい朝、おはよう~!
太陽の姿が見えると、あたりは一気に明るくなり・・・。
改めて、この一帯の仏塔・寺院の多さを実感。
日が昇るにつれ・・・・。
朝日を浴びて輝く仏塔、そして寺院。
ただただ、この光景を眺めるだけ。
何も考えていなかったような、あるいは、色々頭には浮かんでいたような・・・。
日の出から1時間もすると大半の観光客はパゴダを降りていったのですが、中には。
本を取り出しゆっくりとページをめくる観光客も。
・・・なんともぜいたくな時間。
私も是非!
と言いたいところですが、おなかがすいたのでホテルに帰ります。(煩悩まみれな私)
朝ごはんもぐもぐタイムのあとは、朝のまだ暑くなる前の時間を利用してバガン観光!
『ブーパヤー』
イラワジ川のすぐそば。
船が近づいてきます。
なんだか楽しそうなミャンマーの男の子。
何を話してるんやろう・・・。
そして、ここで私はついに!
こっ、このお方は!!!
これまでミャンマー関係の本を何冊か読んだのですが、どうやらミャンマーにはいろいろな神様がいらっしゃるようで、その神様の姿がまた私のツボ ドストライクゾーン!
いやぁ、満足、満足。
(ほんとは、サラリーマンやおっさんのような神様もいらっしゃるのですが、時間の関係でそれは見られませんでした。 口惜しや・・・)
さて、その後もとにかく日が高くなる前に・・・と急いで観光。
『シュエグーヂー』から眺めるバガン。
そして、その隣の『タビィニュ』。
さらに自転車を走らせて、
寝返りもうてないほどきっちきち状態。
ここ『マヌーハ』は、これを造った王の屈折した気持ちが表れているとのことですが、この方以外の像もまた、きっちきち。
王。 かなり屈折したはったんやなぁ・・・。
さて。
約2日間のバガン観光。
私たちは電動自転車で移動しましたが、馬車の観光客もちらほら。
この写真では暴れん坊将軍並みのスピードが感じられるかもしれませんが、これは単に砂だらけの場所を走っていただけのことで、実際はかなりスローなぱかぽこペース。
時間のない方はやはり車か電動自転車が良いのでは?
それでは、日も高くなってきたので、(そして私の頭もほのかにガンガンしてきたので)、ホテルに戻って一休み。
とはいえ、チェックアウトしてしまったので。
ラウンジで大人しくスムージー。
もうしばらくしたら、バガンの空港からヤンゴンへと向かいます。
実は“パゴダの上で読書”・・・にあこがれ、雰囲気に合いそうな本も用意して行ったのですが、日中の熱さに即行放棄!
パゴダで読書!は、気候の良い季節が狙い目だと学びました。