たいがい慣れたとはいえ、北京の人はほんまにところ構わず、
歌をうたう。
しかも。
結構本気の声量で。
アカペラならまだしも、小型のラジカセを携帯して一人青空カラオケ状態の人もちらほら。
かな~り前のブログに載せた写真ですが。
この男性。
・・・の腰にぶら下げたるは、小型スピーカー。
お気に入りの音楽に合わせて、歌う、歌う!
それほど上手いわけでもなく、これがまぁ中途半端。
先日もバスに乗っていたら、後から乗り込んできたおばちゃん。
その手に持っているのは、もしや・・・。
小型のラジカセ!(またかいっ!)
で案の定、音楽に合わせて歌う! 歌う!!!
この日、私は少々機嫌が悪かったので、
「おばちゃん、やかましいねん」「家で歌わんかい、家で」
・・・とぶつぶつ文句を垂れていたのですが、おばちゃんは全く意に介さず、上手くもない歌をがっつり熱唱。
いっぽう私は、少しでも癒しを求めるべく。
「ねこあつめ」のスマホ画面を見てはにやにや。
・・・が。
うっかり音を消さずに操作してしまった次の瞬間。 私のスマホから。
にゃぁ~!!!
あわわっ!
「ねこあつめ」の効果音がっ!!!!!
するとっ!
私がどんなに文句垂れようが何の反応も示さなかった例の熱唱おばちゃんが、いきなり。
こっち、見た~!!!!!
「今、猫の声しーひんかったか?」みたいな、めっちゃびっくりした表情でしばしキョロキョロ。
あまりのキレの良い振り向きっぷりに、私、しばしドキドキ、固まってしまいました。
・・・にしても、おばちゃん。 猫好きなんか?(←それだけでちょっと好印象)