先日、北京中医薬大学の先生の授業を受ける機会があり参加してきたのですが、その時に紹介してもらったこちら!
『秋梨膏』
中医では“梨”が肺を潤すというのは常識ですが、それを基に作ったシロップ。
スーパーなどでも購入できるのですが、やはりきちんとした物を摂取したい!
というわけで。
『平心堂』
甜水園街甜水園西園21号楼3楼
ここで販売しているというので、さっそくGO!
1階の受付で『秋梨膏』を買いたいのだと伝えると、3階へ行けとのこと。
エレベーターで3階へ・・・。
ど~んと素敵な絵画が迎えてくれた3階には。
おっ!? 受付!?
そうなんです。
ここはちゃんとした中医の診療所でもあるので、パッと見、病院のよう。
よくわからないのでおずおずと「秋梨膏買いたいんですけど、どこへ行けば・・・?」と尋ねたところ、受付のおね~さんがテキパキとどこかに電話。
受付周辺で待てとのことなので、おとなしく待つ私。
基本、中国で何かをしようとすると、たいてい思い通りに進まない・・・・と学んでいる私。
なので、ま、うまくいったらもうけもん!くらいの気持ちで待っていたら。
数分後に。
「秋梨膏、買いにきた方~!」
と声をかけられたときは、逆にびっくり!
(そして、感動・・・)
受付からすぐの売店へ誘導され、無事に購入することができました。
ひゃっほ~い!
話は変わって。
ここに来る途中にちらっと視界に入ったこの建物。
本の卸売り市場ですって~!?
さっそく中に入ってみました。
・・・暗っ! 陰気臭っ!!!
正直、入るのをためらうような暗さ。
ですが、1階は子供関係の本が多いのか、小さいお子様連れのお父さんお母さんが本を求めてやってきます。
これは・・・。
何か買いたい!という目的がないと、無意味な場所かも。
かく言う私はというと、『新華書店』で買いたいものがあったので、ネットで検索したところ。
どうやらこのエリアの1階、113号に新華書店があるらしい!
113号、113号は・・・?
おっ! 113号!
・・・と見つけたところは、すでに潰れていた。
(なんでや)
が、よ~くみると“甲”113号と書いてある。
ならば普通の113号があるはず・・・と探してみたところ。
あった~!!!!!
・・・・・。
?????
おこちゃま用の本しか置いてへんぞ。
おいこら、新華書店はどこや?
見つかりませんでした。
というわけで、結局お目当ての本屋さんを見つけることができず、とほほな私。
傷心をいやすべく、緑の多い公園へと向かいます。
・・・その途中で見かけた車。
牛CAR!
しっぽ! かわいい。
ごくごく普通の胡同(古い街並み)にも緑が多い北京。
自転車で走ると本当に気持ち良い!!!!!
そうそう。 購入した『秋梨膏』。
地元の人は口をそろえて「あれは甘いでしょ~」というのですが、今回購入したものはミントも入っているようで、甘みの中にもす~っとさわやかさが残ります。
秋冬の本格的な咳の季節(?)にならないと効果のほどは何とも言えませんが、それ以外の季節でも咳に悩まされる私にとって、なんとなくお守りのようなシロップです。