6月30日。
万里の長城へ行ってきました。
長城と一口に言っても北京郊外には何か所もありまして、今回訪れたのは。
『蟠龍山長城』
古北口鎮古北口村
入り口の案内図ですが、このざっくり感。 全くと言って参考になりません。
さらに中国語の下のアルファベットは英語ではなく、中国語のピンイン(中国語の読み方)。 日本語で言えばその読み方をローマ字で記載しているようなもので、外国人観光客には全く参考にならないよくわからない看板なのでありました。
チケットは25元。 入り口付近をふらふらしてるおばちゃんから直接購入というゆる~いスタイル。
では、さっそく長城へGO!
・・・と歩き出すとまず目にするのは。
はたらくおじさん。
長城の造り方説明らしい。
さらに進むと。
どろどろに汚れたアヒル。
茶色いの、カフェオレ色の、白茶まだらの・・・と色々いますが、種類が違うのか、あるいは汚れレベルが違うだけの元々は皆白いアヒルなのか?
アヒルに別れを告げさらに進むと。
えらい楽し気なアスレチックゾーン。
・・・やけど、誰もい~ひん。
そこから更に、このような舗装された階段をてくてく、てくてく。
するとようやく。
長城が見えてきた!
おぉ~。
今にも崩れそうな・・・。
ここから長城は左右に分かれていてどちらに進んでも良いのですが、いずれにしても。
道、狭っ!!!
歩いている時はそれほど感じなかったけど、こうして写真を見ると結構狭い道なのですね。
この道でお分かりのように、この蟠龍山長城は整備がされていないいわゆる"野長城"だそうで。
おぉ~!
これぞ、私が求めていた万里の長城!
・・・にしても、全然人い~ひん。
こんなとこをとぼとぼ歩いてて大丈夫か? 迷わへん?
大丈夫です。
要所要所にちゃんとマークが。
●は進んでOK、×は進入禁止。
整備はされていないものの、観光地としての管理はされているのですね。
ある程度歩いたところで、そろそろ・・・。
もぐもぐタ~イム!
長城で食べるおにぎりは最高です。
それにしても、全然観光客がいませんね。
実際は私たちと同じタイミングに20人ほどの欧米人トレッキング集団が、そしてその後は3~4組の中国人ファミリーとすれ違ったのですが、まぁその程度。
こんな素晴らしい万里の長城を独り占め。
この日も37度だか38度の真夏日でしたが、幸い雲が多く風も吹いていたので、なんとも心地よい長城トレッキングとなりました。
人の姿もなく、視界には延々と続く長城ばかり。
まるで時代を遡ったような、現実感のない何とも不思議な気持ちでいっぱいになりました。
こんな感じの長城なので、周りにお店は一切なし。
食料、水等の準備はぬかりなく! そして土の道は滑りやすいので、滑りにくい靴をおススメします!