北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

大同旅その3 断崖絶壁にお寺が! 足がすくむような懸空寺

2018-07-20 21:18:59 | 中国国内旅行 2018.7 大同

大同観光2日目。

今日は郊外へ行くので、ホテル(大同花園大飯店)のビジネスセンターでタクシーをチャーター。

向かうは。

 

 

懸空寺!

市内から1時間半ほどのドライブで到着です。

 

 

 

 

 

なんか、ものすご~いご先祖的な人がアピールしてる看板を横目に進み。

 

 

 

 

 

さらに、ユラユラ揺れ度合いが半端ないこの橋を渡ると。

 

 

 

 

 

右手の崖になんか貼りついてるっ!!!

 

 

 

 

 

おぉぉ~!

懸空寺です!

 

 

大きな岩に『壮観』とありますが、よ~く見ると『壮』の横にもうひとつ点がありますね。

 

唐代の詩人 李白がこのお寺を見て感激し『壮観』と書いたものの、いやいやちょっと待って!おれのこの感動、『壮観』の二文字では伝えきれへんわ!と、思わず点を一個増やしたのだった~。

 

 

・・・という言い伝えなのですが、いやいや、ほんまかいな?

(その辺は適当に流しておきましょう)

 

 

 

 

 

さて。

 

 

 

 

こんな崖に建つお寺なので、お寺に入る前にスタッフが人数制限しています。

 

北京では随分"並ぶ"という概念が一般化してきましたが、ちょっと地方へ行くとまだまだ。

少しの隙間でも入り込もう! あわよくばスタッフの目を盗んで進んじゃおうというおっちゃん、おばちゃん。

 

 

 

 

・・・あんたら。 いいから、落ち着け。

 

 

 

 

 

というわけで、ようやくお寺への参観が許されました。

細い入り口から入り、急な階段を上り。

 

 

 

 

 

人ひとり通れるくらいの細い通路を、ゆっくりゆっくり進みます。

 

 

 

 

 

なが~く伸びる細い木。

こんな細い木で、ほんまにお寺を支えられるんやろか?

 

 

 

ちなみに。

 

 

 

 

 

みんなの安全のために、揺らしたらあかんで!

 

 

 

 

そりゃ、そうや。 命にかかわるわ。

 

 

 

 

 

崖にはりついたお寺の通路を、私たちも壁にはりつくように進んでいきます。

 

 

 

 

 

というのも、欄干が結構低いから。

 

 

 

 

 

 

その欄干をがっしり握って、一歩一歩下っていきます。

 

 

 

 

 

最初こそ下を見たらドキドキしたものの私は特に高所が苦手ではないので、この辺に来ると意外とさくっと歩いていました。

 

 

 

 

全てこのような通路かと思いきや、突然。

 

 

 

 

 

洞窟!?

この出口はかなり細かったのですが、抜けられない大柄な人とかどうするんやろ?

(お寺の中はすべて一方通行)

 

 

 

 

 

そんなこんなで、観光終了!

 

 

 

 

 

改めて下から見ると、ほんまよう造ったな~と圧倒されます。

このお寺の興味深い点は、"寺"とついていますが仏教、道教そして儒教の3つの宗教が一体化されているということ。

 

写真NGなのでアップできませんが、同じ部屋に異なる宗教が祀られているのは不思議な感じでした。

 

 

 

 

 

もともとは道家の"玄"、仏家の"空"をとって"玄空閣"という名前だったのが、その姿から"懸空寺"(懸と玄の中国語発音は同じ)と名前が変わったのだとか。

 

 

 

雨が降ると入場できないとか聞いていたので、晴れて良かった~!