空気が最高にきれい!というわけではないけど、爽やかな青空が広がる北京。
そんな日にじっとしていられない・・・と。
とある胡同(昔ながらの細い路地)をてくてく、てくてく。
のんびりゆったり。
北京の人々の暮らしを感じられる胡同さんぽは。
私の北京での楽しみのひとつです。
ペットボトルが郵便受けに!!!
でこぼこを活かした『信』の文字がいい。
・・・ん?
なんだか不自然な壁。
これは・・・。
もともとは扉だったのを強引に窓にしてしまった・・・ってやつかな?
(最近至る所でこの手の改装が進んでいます)
こちらは集会所のような感じ。
京劇やスケッチ教室などが開催されたり、散髪やアルバイト、ごはん作りなどのサービスいろいろ。
充実してるなぁ。
毎日の献立も色々。いいなぁ。
さて。
この胡同にやってきた目的は、こちら!
方磚廠胡同1号
本当に小さなお店ですがその評判をよく耳にするので、以前から一度食べてみたいと思っていました。
空いている席に自由に座ります。当然みんな相席。
注文するとすぐに運ばれてきました。 なかなかのボリューム!
(奥にちらっと写ってるニンニクは無料だそうです)
具材を全部ど~ん!
(ちなみに前に座った女の子は大豆を、左の男の子はキュウリを残していました。みんな好き嫌いがあるんやね)
醤(ジャン)を入れて混ぜ混ぜ、まぜまぜ。
うほ~!
麺はつるつる、そしてしっかり。
醤の味も好み!
(欲を言えば、もう少しお湯をしっかり切ってもらえると嬉しい)
これでお値段18元(約300円)。
他のメニューもめっちゃシンプル。
さすが人気店。 次から次へとお客さんがやってきて、お店の人も大忙し。
私もひとり、もくもくと麺を食べ(量が多くてさすがに完食は無理やった)、自己申告でおじちゃんに清算。
もともとジャージャン麺が好きなので評判の良いお店の麺はどこも美味しいなと思ってしまうのですが、このお店は味の良さに加えて。
店員さんの感じの良さ!
見たところ60歳くらい(?)の方々なのですが、私が見た限り"真面目"って言葉がぴったり。
大げさに声を張り上げることもなく、もくもくとお客さんを迎え、注文をとり、お料理を出し、そして清算。 見ていてとっても気持ちのよいものでした。
そして、中でも年配のおばちゃん(おばあちゃん?)がにこにこと優しくて、なんかおじいちゃんおばあちゃんの家に遊びに行ってジャージャン麺食べさせてもらった~って感じで、ほっこり気分でお店を後にしたのでした。