先日。
首都博物館へ行ってきました。
(以前、訪れた時のブログは → コチラ)
日曜日の午前中。
意外にもこんな行列が!!!
(でも、お昼過ぎにはガラッガラになっていました。どうやら団体さんと一緒になったようです)
この日の目的はこちら。
『都市・生活 18世紀の東京と北京』
この展覧に携わった友人に教えてもらい、さっそく観に行ってきました。
この展覧。
2017年に東京の江戸博物館で開催されたのが、北京でも開催されたのだとか!
私たちはチケットを首都博物館のネットサイトで予約していきましたが、予約していない方用の手続きエリアもあります。
パスポートは必要ですので、お忘れなく! (チケットは無料です)
地下のスペースが展示エリア。
結構広いスペースにずらっと展示品が並んでいます。
会場内はフラッシュは禁止されていますがカメラ撮影はOKとのことだったので、ブログでも写真を掲載します。
(もし何か不都合がありましたら、ご連絡くださいませ)
いろんな分野ごとに東京と北京の比較が展示されています。
まずは、絵巻物!
こちらはレプリカだったのですが、じっくり見れば見るほどそれぞれの町の息遣いが聞こえてくるようですっごく楽しい!
こちらは衣服の比較。
こんな風にテーマがいくつかありまして。
お子様の遊び道具とか。
暮らしの面では。
江戸ってこんな感じだったのか~と、じっくり観察。
どの国でもお勉強はだいじ。
中国 清の時代の風景。 なんとにぎやかな!
お遊びの面では。
日本のお相撲。 中国のお道具や壺。
他にも色んなテーマの比較があって、とってもわかりやすい!
中でも私が心を奪われたのは。
暦のエリア。
中秋の名月でしょうか。
美しい・・・。
中国の暦の影響を受けた日本の暦。
その上でそれぞれ独自の暦、祝日を設けて今に至るわけですが、展示場のこのお月さまを見た瞬間、日本と中国って本当に縁が深い国だなぁ・・・と無条件に胸が熱くなりました。
中国に住んでいると、複雑な思いをすることも多々あります。
ムッとしたり悲しい気持ちになることも。
でも。
きれいごとかもしれないけど、やっぱり仲良くありたいな・・・というのが希望です。
そしてそこにつなげるには、お互いを知ること。 正しく知ること。
どちらの国でもテレビやマスコミの情報を鵜呑みにすると、マイナスの面ばかり印象に残ってしまいがちですが、できる範囲でニュートラルな視線をもつこと。
その重要さを改めて感じます。
この展示を見に来ていた人ほとんどが中国の方でしたが、どんな見方であってもまずはこうして日本に興味を持ってもらえることがとっても大事。
2つの国が色んな面で共通の文化を持っていること、共有しあえるところがたくさんあること、そんな当たり前のことに気づくことができるこのような企画がもっともっと増えたらなぁと思います。
10月7日まで開催(月曜休館日)なので、是非!!!
首都博物館
北京市西城区復興門外大街16号
『都市・生活 18世紀の東京と北京』
9:00~17:00(入場は16:00まで) 月曜休館
参観無料(事前にネット予約or現地で購入: いずれも要パスポート)