「先に潭柘寺あり、のちに幽州(北京)あり」
そんな言葉があるのは、1700年以上の歴史を持つお寺。
潭柘寺です。
もちろん北京で一番古いお寺。
市内中心部からは2時間くらいの道のりです。
郊外を走るS1線というのにも初めて乗ったのですが。
北京リニアと書いてある・・・。
ほんまか?
リニア感はあまりなかったけど。
そこから更にバスに乗って向かいます。
お寺に行く人くらいしか乗らないだろうと甘く見ていたのですが。
満席!!!
北京中心部からかなり離れているにもかかわらず、どこまで行っても高層マンションの建設ラッシュ。住民も多いのです。
このあたりから市内に通勤する人も増えているのかも。
バスに揺られること20分ほど。
到着です!
歴史ある潭柘寺なので、敷地内の木がそれぞれまたすごい!
この松も、いったいどないなってんねん!?という状況でくねくねくねくね伸びています。
それでは参拝開始!
参拝客は多くないものの。
みなさん本当に熱心に拝んでらっしゃる。
さて、このお寺は明清の皇帝ともゆかりがあり。
乾隆帝が「帝王樹」と名付けた銀杏の木。
樹齢1400年。お願い事を書いた布がびっしり括り付けられています。
秋の紅葉の季節にはさぞ美しい光景だろうなぁ。
こちらは「配王樹」と名付けられている銀杏の木。
こちら、「百事(読み:ばいしー)如意」と名付けられた木。
柏(読み:ばい)樹と柿(読み:しー)子樹、つまり柏の木と柿の木の二つが一緒になって生えているから縁起の良い言葉遊びの感覚でつけられた名前だそうです。
白塔の脇にあるのは「双鳳舞塔松」と名付けられた木。
二羽の鳳凰が白塔のそばで舞っているようだ・・・とのことだけど、どうでしょう?
気温も暑すぎず、素晴らしい木々に囲まれてとっても心地よい参観です。
後編へ続きます。