北京で一番古いお寺、潭柘寺へおでかけ後編です。
すぐそばに山がそびえ、心地よい空気に包まれる潭柘寺。(ま、この日はちょこっと空気汚染が気になりましたが・・・)
明、清時代の皇帝ともゆかりのあるお寺。
「福海珠輪」の文字は清の乾隆帝によるもの。
その屋根に目をやると、鬼瓦のようなものに何やら鎖のようなものが・・・。
この鎖。
清の康熙帝から贈られたものだそう。
天壇の祈念殿に似た建築も。
下は八角、上は円。
美しい建築です。
このお魚は?
手元にある本によると
「これを叩いて時間を知らせるものである。魚は昼夜眠らずいつでも目覚めているところから、打ち鳴らして僧の怠惰を戒める」
とあります。
また、自分の体の悪い所と同じ個所を触ると治るといわれていますが、残念ながら柵があって触れるのは禁止されていました。
そもそも、首が悪い私は魚のどこを触ればいいのやら。
この魚。
落ちてきた隕石を彫刻したもので、銅や他の金属が含まれているので部位によってなる音が違うと記載している文章もネット上で目にしましたが、本当に隕石なんやろか???
こちらは???
それぞれ大きさも違い、書かれた文字も異なります。
家内安全とか健康とか学業とかお願い事が書かれてあって。
これぞというものに向かって投げて鐘を鳴らすというイベント(?)。
広い敷地内。
メインの部分を参観し終えたので。
大きな銀杏の木の下でまったりお茶タイム。
心地よい風が吹き、いつまでも滞在してしまいそうなくらいゆる~い時間が流れます。
そばでうろうろしてるのは。
白ハトさん。
観光客が食べ物をあげるので、全く人を怖がらず寄ってきます。
動物つながりで嬉しかったのは。
潭柘寺にゃんこ!
なつっこい~!
さて。
お寺の敷地の外にもう一つお目当てのスポットがありました。
それは・・・。
仏塔。
金、元、明、清各時代の仏塔がたくさん並んでいるのですが、残念ながら今は参観不可。
でも、周りの柵が低いので、こうしてのぞき込むことはできます。
でもでもやっぱり、この塔の間を歩いてみたかったなぁ。
もしもチャンスがあれば、紅葉の時期にまた訪れたい素晴らしいお寺でした。