ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『鳥の巣いろいろ』『ふしぎな鳥の巣』

2015-11-08 08:52:58 | 
『鳥の巣いろいろ』鈴木まもる 偕成社
鳥の巣の形や材料、巣を作る場所などいろいろな鳥の巣を紹介する絵本。
こんな鳥の巣があるのかとビックリする。
鳥はどうしてこんな巣を作るのか?たまごは栄養があるので、いろいろな動物が食べたがる。大事なたまごを見つけられないように おや鳥は、いろいろな場所に、いろいろな形の巣を作るようになったらしい。『おや鳥がなぜそんなに、たまごをたいせつにするかというと・・・たまごのなかから、たいせつなたいせつなあかちゃん鳥がうまれてくるからなのです。』という最後の一文がとても好き。

『ふしぎな鳥の巣』鈴木まもる 偕成社
いろいろな鳥の巣を紹介する絵本。
クモの糸で葉を縫って巣を作ったり(オナガサイホウチョウ、セッカ)、木に何十羽も集まって巨大なアパートのような巣を作ったり(シャカイハタオリ)、大きいものでは直径10mものの土や枯葉を集めた山のような巣を作ったり(ツカツクリ)、羊の毛でできているのでモンゴルでは子どもの靴下にしたというような巣を作ったり(ツリスガラ)とおもしろい巣ばかり。しかし、まだどんな巣を作り、どんな卵を産むのかわからない鳥がいるというのだから、驚く。まだまだ世の中には不思議がいっぱいだ。

どちらも鳥の巣の紹介本だが、それぞれ切り口が違ったり、違う種類の巣を紹介しているので、どちらか一冊選べと言われたら悩む。どちらも驚きがつまった絵本。『ふしぎな鳥の巣』のほうが、やや年上さん向きか。




『ふしぎな鳥の巣』
コメント
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