パートが終わってから、保久良山に桜を見に行ってきました。
保久良神社の桜
神社からは海が見えます
神社から上の登山道にはスミレが咲いています
桜満開です
登山道の両脇に桜
平日の3時半過ぎだったので休憩所には誰もいません。ベンチにすわり、持ってきたあったかい紅茶を飲みながら景色を見ます。のんびりと桜を楽しみます。
鳥のさえずりが聞こえます。時々、山を渡る風の音がゴォーツと聞こえ、桜の枝を揺らします。にこげのような、ほやほやした緑の新芽も見えます。土のいい香りがします。
何なのでしょう。自分が自分でないような、自然と混ざり合ったような不思議な感じ。こんな気持ちは初めてです。
いつまでもここにいたいけれども、もう帰らなければ。
山を下ると、遠かった街が近づいてきて、山を下りてきたなと思います。
岡田淳さんの『もうひとりのぼくも、ぼく』に出てくる「みわけ山」は、保久良山のことだと言われています。みわけ山で主人公の男の子は二つの身に分けられてしまうのですが、私も身が二つに分けられてしまったような不思議な感じがしました。もう一人の私がまだ保久良山で空を見上げているような気がします。心を置いてしまったのでしょうか。
保久良神社の桜
神社からは海が見えます
神社から上の登山道にはスミレが咲いています
桜満開です
登山道の両脇に桜
平日の3時半過ぎだったので休憩所には誰もいません。ベンチにすわり、持ってきたあったかい紅茶を飲みながら景色を見ます。のんびりと桜を楽しみます。
鳥のさえずりが聞こえます。時々、山を渡る風の音がゴォーツと聞こえ、桜の枝を揺らします。にこげのような、ほやほやした緑の新芽も見えます。土のいい香りがします。
何なのでしょう。自分が自分でないような、自然と混ざり合ったような不思議な感じ。こんな気持ちは初めてです。
いつまでもここにいたいけれども、もう帰らなければ。
山を下ると、遠かった街が近づいてきて、山を下りてきたなと思います。
岡田淳さんの『もうひとりのぼくも、ぼく』に出てくる「みわけ山」は、保久良山のことだと言われています。みわけ山で主人公の男の子は二つの身に分けられてしまうのですが、私も身が二つに分けられてしまったような不思議な感じがしました。もう一人の私がまだ保久良山で空を見上げているような気がします。心を置いてしまったのでしょうか。