ささやかな幸せ

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「フトコロノカタナ」の感想

2017-07-01 22:27:44 | 関ジャニ∞
 関ジャニ∞のアルバム「ジャム」初回限定盤AのDVD「フトコロノカタナ」を見る。
 「フトコロノカタナ」とは、今を支えているもの、自分が自分であるためのもの。闘う男たちが、どんな時でも自分を信じるために大切なもので、他人には見せず、人知れず磨き、いざという時に懐から出すもの。

 企画説明の時に、食事中だったので、口元に飯粒がついているすばるくん。説明を聞きながら、髪の毛をくしゃくしゃにしている亮ちゃん。二人とも、かわいさがあふれだしている!

 安くんは、ベンチ。人と絡むロケが好きな安くん。ベンチに座って、さまざまな音を聞くのが好きらしい。家と山と海、そして音楽が聴けたらいいなんて、なんてシンプルでピュアなんだ。私は、安くんのあごにほくろがあるほうのお顔を好きなのだが、そのショットが多くてうれしい。安くんと保久良山のベンチに寝転んで、鳥の声や谷を渡る風の音を聞きたいな。

 横山くんは、トランペット。トランペットを披露した時に、がんばったら人の心をつかむことができる、本気でやったらお客さんはわかってくれると思ったとか。「めげそうになったら、明日はできるやろと信じる」「続けることは意味がある」「(何事も)しんどいと思わず、ありがたいと思うことにしている」と、横山くんのこれまでのがんばりの理由が感じられる。横山くんの金言、すばらしい。

 丸ちゃんは、マンガ。マクベスの舞台をしたときに、あまりに膨大な科白だったので台本と向き合うために、今まで読んでいたマンガの週刊誌をやめたそう。そこから、マンガの単行本を読むことにしたとか。丸ちゃん、そうだったのね、マクベスがんばっていたものね。本屋でマンガをうれしそうに選ぶ丸ちゃん。マンガは、何も考えていない、自分を忘れる瞬間と言う。繊細な丸ちゃんは、マンガで丸ちゃんを保っているんだろうな。

 亮ちゃんは、大阪と仲間。大阪は家族や仲間がいる、帰れたリ逃げられるところ。16歳の時に、丸ちゃんと安くんが出演しているMステをテレビで見た時は、辛く、自分に腹が立ったそう。他のメンバーより早くNEWSとしてデビューしていたから、あまり挫折を感じていないのではと思っていた。常にかっこつけていたい、親には誇らしい子でいたい、最前線でいたい、大阪や仲間を逃げ場所に使いたくない。この強い気持ちが亮ちゃんを常に輝かせているのだろう。

 村上くんは、迷う。物はいろいろ捨ててしまってない。ネコは支えではないと言い切る。この言い方、村上くんらしいな。ダイビングでもフットサルでもなく、選んだのは焼肉。昔は、金を気にせず食べるようになりたいという目標だったが、今は日常食になっている喜びがあるらしい。うれしかった言葉は「(村上くんの)耳は笑いの音痴ちゃうから大丈夫やで」笑いのセンスがあるという意味だろうか。きれいなお目めで話す村上くん。キーボードもタカツキングもグループのためになるならやると言う村上くんがカッコいい。

 大倉くんは、スタッフの提案で京都の松竹撮影所。まずは、必殺仕事人・中村主水役の藤田まことさんの控室に行き、手を合わせてご冥福をお祈りする。大倉くんが撮影所を歩くといろいろなスタッフから声を掛けられ、大倉くんはかわいがられていたのだろうと思う。2009年、必殺仕事人・源太役の大倉くんは、うまくできなくて悩んでいた。そして、2クールの予定が、1クールで殉職することに。大倉くんは、淡々としゃべるが、大倉くんの気持ちを考えると胸がしめつけられるようだ。藤田まことさんは「なんでおろすんや」と言ってくれたらしい。さらに、「(俳優を)続けていってくれよ」と。その言葉を胸にがんばった大倉くん。「Dr.DMAT」とかアイドルなのに、あんなにきれいなお顔なのに鼻水を流す熱演は、その悔しさから生まれたのかな。「舞台(蜘蛛女のキス)前に来れてよかった」と初心にもどった大倉くんが素敵だった。
 
 すばるくんは、釣り。何も考えない、その時間が大切らしい。7人でよかったと思うのは、常にグループでいると自分が正されること。苦労してきた7人だから、あいつがあんなにがんばっているんだから、オレもあと少しやれると思うのかな。そして、6人に対して語る。その評を聞いていて、すばるくんは、よく見ているなあと思った。大倉くんについては、彼なりの物の見方、とらえ方があり、的をえたことを言うと。アルバムの会議でユニットを決めるときに、大倉くんは、上三人を提案してたものね。丸ちゃんについては、おもしろいが、彼なりに葛藤があると。やはり、アルバムの会議で丸ちゃんとキングのコラボの話が出てきた時に「丸がしんどいやろ」とすばるくんが一言。すばるくんの思いやりを感じた場面だった。7人いてもキャラがかぶらず、バランスがうまく保てている関ジャニ∞。スタッフが「(フトコロノカタナ)は意外とメンバーかも」と言うと「そうかも」と答えるすばるくんだった。

 メンバーが自分を保つために必要なこと、自分を鼓舞するためのもの、いろいろと話してくれた「フトコロノカタナ」 よかった、すごくよかったと思う。
 
コメント
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