ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

「チャペック兄弟と子どもの世界」

2018-08-05 23:11:04 | 美術鑑賞
 暑いせいなのか、道にセミの死骸がやたらと落ちている。外から帰るとアイスを食べて体を内から冷やすのが欠かせない。

「チャペック兄弟と子どもの世界」2018年7月1日-9月9日 芦屋市立美術博物館


子どもの頭部


こいぬとこねこは愉快な仲間

 せっかく章立てをしているのに、作品がぐちゃぐちゃに混じっていて、どこからどこまでなのかがわからない。順路の表示もない。好きに見てねということなのだろうか。
 しかし、作品は、よかった。『長い長いお医者さんの話』の本しか知らなかったが、本の挿絵だけでなく(なんと、『楽しい川辺』の挿絵も描いていた!)、油彩やパステル画、写真もある。すべてに愛と優しいまなざしを感じた。インクで描かれた挿絵には、ユーモアも。
 

舞台デザインも手掛けたとか

 カレル・チャペックは、ロボットという言葉の産みの親と知って驚いた。また、ヨセフ・チャペックは、ナチスの強制収容所で亡くなったと知って、辛い。

●飛行機 私の一番好きな作品。三角や四角の畑がデザイン的でカラフルでいい
●リンゴが入った籠を持つ少年 かわいく愛らしい
●さあ、みんな おはなししよう のびやかな線で描かれ、ユーモアがある
●夏の少年たち 太くて簡素な線描きだが、生き生きとして魅力にあふれている
●パステル画 あったかく、優しさにあふれている

コメント
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