ささやかな幸せ

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「『オレ様』な人たち その傾向と対策」 「おはよう朝日土曜日」から」

2018-08-11 16:30:47 | 日記
 「おはよう朝日土曜日です」で『「オレ様」な人たち その傾向と対策』をやっていた。なんて、タイムリー。
 
精神科医 片田珠美先生が解説してくれる。

●「オレ様」には2種類ある
Aタイプ…麻生財務大臣
先祖には大久保利通や吉田茂など歴史の偉人。さらに大会社の御曹司で生まれた時からのお坊ちゃん
→何でも許される環境で育つ 「他人への想像力の欠如?」

Bタイプ…山根氏
幼少期の厳しい生活を乗り越えて、会長の地位に。苦労した分を取り返したい
→少々のことは許される 「過去の苦労の損害賠償?」

今まで苦労してがんばってきたんだから、これくらいいいだろうという感じなんだろうなあ。ちょっとわかる気もする。

●傲慢症候群

権力の座に長くいると性格が変わる人格障害の一種で、英国の神経科医で政治家のデービッド・オーエン氏が提唱した言葉
※オーエン氏は大臣として当時イギリスの首相を近くで見ていて、日毎に傲慢になっていくさまを見て提唱

<山根氏の言動からみる傲慢症候群チェック>
「歴史に生まれた歴史の男」→特徴① 自己愛が強い

「僕は世界からカリスマ山根と呼ばれてる男ですから」→特徴② 自己顕示欲が強い

「(告発に対して)すべてウソだ」→特徴③ 現実否認

「(奈良判定の証拠テープで)反対につけたらおまえなめとんか」→特徴④ 人を威嚇する

「おはようございます…私は12時を過ぎても おはようございますでございます」→特徴⑤ 自己正当化

「よう自分からこんなこと言うわ」と思っていたが、傲慢症候群だったのか・・・。ピッタリ合うわ。

●山根氏はあなたの身近にもいるかも

どんなところに?
・同族経営企業(病院など)
・売り上げを気にしない組織(役所など)
・業績悪化している企業など
 →自浄作用が働きにくい

こんな事例も…
「電車の中で部下を叱る『オレ様』上司」
「なにかにつけ本店の話をする本店から来た『オレ様』支店長」
「『オレ様』社長の愛人が社内でやりたい放題」
  →『オレ様』の周りにイエスマンが集まり、他の人は排除され意欲低下
 →組織の腐敗を招く

●「オレ様」改心させることは?

片田先生「無理。18歳超えたらなかなか人間は変われない。組織で『オレ様』生み出さないためには、長く権力の座に居座らせない」

権力の座に長くいると必ず腐敗。アメリカの大統領が最大2期8年しかできないには、腐敗を防ぐシステム。しかし最近、世界の国トップには、ルールを変えて長く権力に居座ろうとするリーダーが…。
 習近平さん・・・、ですよね。

さらに、身近な「オレ様」に対しては、
①大勢で引きずりおろす
②逃げる
「オレ」様は、よっぽどのことがない限り、改心できないので、体や心を壊す前に逃げることが有効だそう。

 いやあ、コンパクトに要点がまとめられていて、わかりやすかったし、おもしろかった。片田先生の著書『オレ様化する人たち』『他人を平気で振り回す迷惑な人たち』を読んでみようかな。
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