ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
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『流失した日本美術の至宝』

2018-11-03 20:58:47 | 
亮ちゃん、お誕生日おめでとうございます。

『流失した日本美術の至宝』 中野明 筑摩書房
 明治維新の混乱のなか起きた日本美術の海外への大量流出。 そのとき海を渡った作品の中には国内に留まっていたら国宝間違いなしと言われるものも多数含まれていた。 フェノロサやビゲローといった著名コレクター、エドワード・モース、フランク・ロイド・ライトのような意外な人物、そして林忠正や松方幸次郎ら日本人まで。
 私には、難しかった。エピソードはおもしろく読んだが、話のつながりや結論がわかりにくかった。
 明治維新の混乱で生活の為に美術品を売ったり、廃仏毀釈で仏像を売ったり。その中で、日本美術に価値を見出した外国人の目のすばらしさ。結果的に流出はしたが、壊されたりしなかったのはよかったのかも。ボストン美術館に日本の美術品がたくさんある理由がわかった。
コメント
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