『芸人と俳人』 又吉直樹、堀本裕樹 集英社
芥川賞作家(受賞前)・ピースの又吉直樹が、気鋭の俳人・堀本裕樹に弟子入り。はじめ、俳句の創作について「恐ろしい」と語っていた又吉が、ひそやかな2年の学びを経て、徐々に俳句の面白さに開眼していく。
対談方式で読みやすい俳句入門書。それにしても、ピース又吉の感性はスゴイなと思った。先人の句集から好きな句を選んで披露しあったり、句会とか楽しそう。
『俳句脳』 茂木健一郎、黛まどか 角川書店
脳科学者と俳人が語る俳句の魅力と俳句の深さ。
私には、脳科学者の茂木健一郎さんの話が難しかった。黛まどかさんは、きれいだからチヤホヤされているのだと思っていたら違っていた。真摯に俳句に取り組んでいる人だった。よく知らないのに、きれいな人に対する不細工な私の嫉妬だった。
季語や切れの大切さ。「事」を直接歌わず、「物」にストーリーを託して余白を漂わせること。思いを詠まないことで余情が生まれる。・・・そうか、私の俳句には余白がないなあ。
俳都松山俳句ポスト365の兼題「炬燵」で人をいただいた。
文句あっか今日は炬燵に根を生やす わたさん
そのまんま。こんだけ働いたんだからいいだろう。「文句あっか!」と啖呵を切って、ふてぶてしく炬燵にもぐりこむ。今日は、一日ダラダラしてやる!・・・余白なんて、ありませんな。
芥川賞作家(受賞前)・ピースの又吉直樹が、気鋭の俳人・堀本裕樹に弟子入り。はじめ、俳句の創作について「恐ろしい」と語っていた又吉が、ひそやかな2年の学びを経て、徐々に俳句の面白さに開眼していく。
対談方式で読みやすい俳句入門書。それにしても、ピース又吉の感性はスゴイなと思った。先人の句集から好きな句を選んで披露しあったり、句会とか楽しそう。
『俳句脳』 茂木健一郎、黛まどか 角川書店
脳科学者と俳人が語る俳句の魅力と俳句の深さ。
私には、脳科学者の茂木健一郎さんの話が難しかった。黛まどかさんは、きれいだからチヤホヤされているのだと思っていたら違っていた。真摯に俳句に取り組んでいる人だった。よく知らないのに、きれいな人に対する不細工な私の嫉妬だった。
季語や切れの大切さ。「事」を直接歌わず、「物」にストーリーを託して余白を漂わせること。思いを詠まないことで余情が生まれる。・・・そうか、私の俳句には余白がないなあ。
俳都松山俳句ポスト365の兼題「炬燵」で人をいただいた。
文句あっか今日は炬燵に根を生やす わたさん
そのまんま。こんだけ働いたんだからいいだろう。「文句あっか!」と啖呵を切って、ふてぶてしく炬燵にもぐりこむ。今日は、一日ダラダラしてやる!・・・余白なんて、ありませんな。