『おれたちの歌をうたえ』

　土曜日の勤務は、仕事量が多くて目が回りそうだった。残業して頑張ったが、パソコンのミスタッチが多くなり「集中力が切れてしまった」と感じたのでやめた。月曜日にすることにする。
　家に帰って、晩御飯を食べてお風呂に入ると疲れがどっと押し寄せてきた。喋るのも億劫になり、昨日は早めに寝た。今日は、やや復活。

『おれたちの歌をうたえ』　呉勝浩　文藝春秋
　「あんた、ゴミサトシって知ってるか?」元刑事の河辺のもとに、ある日かかってきた電話。その瞬間、封印していた記憶があふれ出す。真っ白な雪と、死体――。あの日、本当は何があったのか?友が遺した暗号に導かれ、40年前の事件を洗いはじめた河辺とチンピラの茂田はやがて、隠されてきた真実へとたどり着く。
　文学的素養に欠ける私には、読みにくかった。登場人物がごっちゃになったり、過去か現在かわからなくなったり、読んでいて「えっ、こんなこと、どこに出てきたっけ？」と前に戻ったり。暗号もわかりにくかったし。