ワクチンが足りないと神戸市では60歳以下の予約が中止になった。今は、基礎疾患のある方、教職などについている方が対象で私は対象外。大規模接種会場では、接種の予約の空きがあるらしいが、対象外の人は予約できない。12時過ぎても予約の空きがあるならば、年齢制限をはずして予約をオープンにするとかしたらいいのに。
そこで、私は制限のない兵庫県の大規模接種会場や自衛隊の大規模接種会場での予約を狙う。兵庫県は、いつ予約するのか、いつ見ても✖が並ぶ。自衛隊の大規模接種会場は、1回目はやっと予約する順番が回ってきたら、既に予約満了。2回目は回ってきて予約ができたが、歯医者の予約の日だったので、予約を取りなおそうとキャンセルしたら、もう満了だった。200件近くの空きがあったので、大丈夫だろうと思ったら、秒で終わっていた。
そして、3回目。職場では、副反応のことを考えて休日の前日にワクチン接種をするように言われている。そこで、空きのあった休みの前日の日をクリックする。予約できない。既に埋まった模様。しょうがないので、一番早く接種できる日を予約!できた!8/6に接種してくる。でも、次の日は、代わりの人がいないので休めない。上司と相談して、もし休んでも仕事に支障ができないように対策をたてねば。でも、1回目のワクチン接種が決まって、ホッとしている。
『今度生まれたら』 内館牧子 講談社
「今度生まれたら、この人とは結婚しない」70歳になった佐川夏江は、夫の寝顔を見ながらつぶやいた。結婚至上主義時代に生きてきた夏江が、将来をかけて勝ち取った相手だ。エリートサラリーマンだった夫は退職後、趣味を楽しみ、息子2人も独立した。何の不満もない老後だといえる。だが、自分の人生を振り返ると、節目々々で下してきた選択は本当にこれでよかったのか。進学は、仕事は、結婚は。あの時、確かに別の道もあった。やり直しのきかない年齢になって、夏江はそれでもやりたいことを始めようとする。
内館牧子は上手い。するすると読むことができる。主人公に同化したり、共感したり。夏江さんの毒舌も小気味いい。そして、やはり、思いがけないことが起こるのだ。
「相手のパンチを受けないように避けていると、間違いなく自分にパンチは当たらないから、ダメージはない。だけど、避けるということは、前に出ないことだから、自分のパンチも相手に当たらない。だから勝てない」という文が印象的だった。自分が動かないと事態は動かないのだよね。「思うように行かない時は基本に帰ればいいんだよ」という文もよかった。社会貢献を年をとってから考えるのもなるほどと思った。
あとがきの「人は蘇ることができる。ただしかつての姿を追うのではなく、何者かに変身しなくてはならない」も深い。年をとってからは、以前と違う戦い方をしなくてはいけないのだ。
私は、人生でやり直したいと思うことはないかな。人生を戻って岐路に立っても又同じことをしてしまうと思う。大学受験の勉強をもっとしておけばよかったと思うが、その時に戻っても又勉強をしないのがわかっているから。その時その時で私なりの最善の方法を取ってきたので、それ以上はできないと思うのだ。今できないことは、過去に戻ってもできないと思うから、今をがんばる。
そこで、私は制限のない兵庫県の大規模接種会場や自衛隊の大規模接種会場での予約を狙う。兵庫県は、いつ予約するのか、いつ見ても✖が並ぶ。自衛隊の大規模接種会場は、1回目はやっと予約する順番が回ってきたら、既に予約満了。2回目は回ってきて予約ができたが、歯医者の予約の日だったので、予約を取りなおそうとキャンセルしたら、もう満了だった。200件近くの空きがあったので、大丈夫だろうと思ったら、秒で終わっていた。
そして、3回目。職場では、副反応のことを考えて休日の前日にワクチン接種をするように言われている。そこで、空きのあった休みの前日の日をクリックする。予約できない。既に埋まった模様。しょうがないので、一番早く接種できる日を予約!できた!8/6に接種してくる。でも、次の日は、代わりの人がいないので休めない。上司と相談して、もし休んでも仕事に支障ができないように対策をたてねば。でも、1回目のワクチン接種が決まって、ホッとしている。
『今度生まれたら』 内館牧子 講談社
「今度生まれたら、この人とは結婚しない」70歳になった佐川夏江は、夫の寝顔を見ながらつぶやいた。結婚至上主義時代に生きてきた夏江が、将来をかけて勝ち取った相手だ。エリートサラリーマンだった夫は退職後、趣味を楽しみ、息子2人も独立した。何の不満もない老後だといえる。だが、自分の人生を振り返ると、節目々々で下してきた選択は本当にこれでよかったのか。進学は、仕事は、結婚は。あの時、確かに別の道もあった。やり直しのきかない年齢になって、夏江はそれでもやりたいことを始めようとする。
内館牧子は上手い。するすると読むことができる。主人公に同化したり、共感したり。夏江さんの毒舌も小気味いい。そして、やはり、思いがけないことが起こるのだ。
「相手のパンチを受けないように避けていると、間違いなく自分にパンチは当たらないから、ダメージはない。だけど、避けるということは、前に出ないことだから、自分のパンチも相手に当たらない。だから勝てない」という文が印象的だった。自分が動かないと事態は動かないのだよね。「思うように行かない時は基本に帰ればいいんだよ」という文もよかった。社会貢献を年をとってから考えるのもなるほどと思った。
あとがきの「人は蘇ることができる。ただしかつての姿を追うのではなく、何者かに変身しなくてはならない」も深い。年をとってからは、以前と違う戦い方をしなくてはいけないのだ。
私は、人生でやり直したいと思うことはないかな。人生を戻って岐路に立っても又同じことをしてしまうと思う。大学受験の勉強をもっとしておけばよかったと思うが、その時に戻っても又勉強をしないのがわかっているから。その時その時で私なりの最善の方法を取ってきたので、それ以上はできないと思うのだ。今できないことは、過去に戻ってもできないと思うから、今をがんばる。