ささやかな幸せ

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『新版 20週俳句入門』『坊城俊樹の空飛ぶ俳句』『短歌をつくろう』『知識ゼロからの短歌入門』

2020-12-20 12:04:34 | 
『新版 20週俳句入門』 藤田湘子 角川書店
 俳句界の重鎮 藤田湘子が、長年の俳句指導から得た4つの基本形式を活用した早期上達法をあなたに伝授。俳句のイロハである「切字」「取り合わせ」等を“分かりやすく”説明し、“狙いはかなり高度”なところを目指し、初心者でもこれを“しっかり読み”“忠実に実践”すれば、20週でひとかどの俳句が作れる実践書。
 夏井いつき先生がYouTubeでおススメしていた本。これは、初心者にとって神のような本。夏井先生が初心者向けに書かれた本を読んで基本的なイロハがわかった次に読むべき本。基本の4つの型を伝授してくれ、さらに名句を掲載と美味しい本である。本当は名句を暗唱してから次へ続けないといけないのだが、私はズルして先へ進んだ。(しかし、名句は句帳に記して、通勤時に目を通している)
 第一週に「自分のために自分の俳句を作る」という言葉がある。入選したいがために、選者の好むような素材や表現をしようとする邪念がはたらき、自分の俳句が作れなくなるというのだ。この言葉が耳に痛かった。私自身「人」に選ばれたいという気持ちで自分を見失っていた気がするのだ。夏井組長も選ばれるのは、「グリコのおまけ」とYouTubeで言っていたではないか。「自分のために」を忘れずに これからも句作を続けたい。

『坊城俊樹の空飛ぶ俳句』 坊城俊樹 飯塚書店
 近代俳句の巨星、高濱虚子の曾孫であり日本伝統俳句協会理事の気鋭が、その立場、血統を超え俳句の本質を過激に熱く語る。
 坊城?歌会始で歌を披露しているしている方が俳句も作っている?昔、清子さまの花婿候補だった方?と思ったら、坊城俊樹さんとは、別人だった。
 内容は、私の頭では理解しにくかった。

『短歌をつくろう』 栗木京子 岩波ジュニア新書 
 短歌は古くさい? 難しそう? この本では、そんな先入観を捨て、五七五七七のリズムにのって、楽しく短歌を作るテクニックをたくさん紹介。標語やことわざを利用したり、昔話やレシピを短歌に翻訳したりすることで、短歌の世界が新鮮にどんどん広がります。短歌の魅力を知り、自然に自分で作れるようになる短歌入門。
 入門書としては、ジュニア新書なのでわかりやすく、いい。交通標語に上句下句を付け足したり、昔話を短歌の調べにのせるなどの練習方法がおもしろかった。母音子音の持つ性格など参考になった。

『知識ゼロからの短歌入門』 「心の花」編集部編集 佐々木幸綱監修 幻冬舎
 初心者はもちろん経験者も知りたい、短歌作りの基本から実践、短歌の世界をもっと広げるための応用まで紹介!
 名句もたくさん載っている入門書。総覧的で抜けがない感じ。短歌独特の言葉遣いや短歌の技法、文法など参考になった。
 
 
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