『バッタを倒すぜ アフリカで』 前野ウルド浩太郎 光文社新書
自分の婚活よりバッタの婚活!? 日本、モーリタニア、モロッコ、アメリカ、フランス――世界中を飛び回り、13年にわたり重ねてきたフィールドワークと実験は、食糧危機の原因となるバッタの大発生を防ぐ可能性を持っていた!
分厚くて、読むのにたじろぐ。さくさくとは言えないが、まあまぁ、読み終える。前作と比べると、学術的要素が多い印象。でも、クスリと笑ってしまう文章は健在。とくに、ティジャニの章は、おもしろい。わざわざ一章もうけるだけはある。そう、表紙にバッタの格好をしている人が二人いて、「誰?」と思っていたが、左側がティジャニなのだ。作者は、「良いお金の使い方をすると後で嬉しい形で帰って戻ってくる」と言うが「それって大丈夫なの?」という使い方をするのでハラハラする。また、ハイインパクトジャーナルに論文を載せる過程が興味深かった。
そして、最後の章が作者が研究を続けられた理由を考察していて、為になった。笑顔で元気に挨拶、些細なことでもお礼を言うこと。さらに、「人生失敗したもん勝ち」と言う。失敗した分、大切なポイントに気づくと。普通の人は、気づかず、又、同じ失敗を繰り返しがち。(私のことである)なかなかできないことであるが、失敗しても気づきがあればよいのだと思えば、前向きになれる。
あっ、夢や進路を見つけるためには、憧れる大人を見つけるとともに読書も大切と書いてあった。うん、ボランティアで読み聞かせをしている私には嬉しい言葉だ。
自分の婚活よりバッタの婚活!? 日本、モーリタニア、モロッコ、アメリカ、フランス――世界中を飛び回り、13年にわたり重ねてきたフィールドワークと実験は、食糧危機の原因となるバッタの大発生を防ぐ可能性を持っていた!
分厚くて、読むのにたじろぐ。さくさくとは言えないが、まあまぁ、読み終える。前作と比べると、学術的要素が多い印象。でも、クスリと笑ってしまう文章は健在。とくに、ティジャニの章は、おもしろい。わざわざ一章もうけるだけはある。そう、表紙にバッタの格好をしている人が二人いて、「誰?」と思っていたが、左側がティジャニなのだ。作者は、「良いお金の使い方をすると後で嬉しい形で帰って戻ってくる」と言うが「それって大丈夫なの?」という使い方をするのでハラハラする。また、ハイインパクトジャーナルに論文を載せる過程が興味深かった。
そして、最後の章が作者が研究を続けられた理由を考察していて、為になった。笑顔で元気に挨拶、些細なことでもお礼を言うこと。さらに、「人生失敗したもん勝ち」と言う。失敗した分、大切なポイントに気づくと。普通の人は、気づかず、又、同じ失敗を繰り返しがち。(私のことである)なかなかできないことであるが、失敗しても気づきがあればよいのだと思えば、前向きになれる。
あっ、夢や進路を見つけるためには、憧れる大人を見つけるとともに読書も大切と書いてあった。うん、ボランティアで読み聞かせをしている私には嬉しい言葉だ。
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