「土漠の花」

レンギョウ、コブシと花がいっぱい咲いています。桜も３分咲きくらいでしょうか。今週末は満開になるでしょうね。
ベランダの鉢に何か芽が出てきたと思ったら、鳴子ユリでした。枯れていたので何を植えたのか忘れていました。「枯れている」と思いましたが、「もしかして生きているかも」と思い直して、冬の間もせっせと水をやっていてよかったです。
鉢植えの裸の枝も芽吹いてきています。これは、去年葉っぱが出てこなかったもの。だから、これも何が植わっているのかわかりません。木ぽいので、冬も水を切らさなければ、芽が出るかもと思っていたのです。よかった。何かなあ、楽しみです。

「土漠の花」　月村了衛　幻冬舎
ソマリア国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊の一団。その野営地に命を狙われている女性がやってくる。そこへ、女性を追う一団がやってきて、女性をとりもどすべく、壮絶な戦いが始まった。
戦いだから、しょうがないけれども、人が死にすぎです・・・。話は、小さいジェフリー・ディーヴァー版というかんじで、二転三転、意表をつきます。オアシスの村での心温まる村人との交流が一転 悲惨な場面を引き起こし、ハムシンが襲う廃墟の町での攻防などハラハラドキドキでした。