ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
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『深読み!絵本せいめいのれきし』『日本一の洗濯屋が教える間違いだらけの洗濯術』

2021-06-20 16:35:36 | 
『深読み!絵本せいめいのれきし』 真鍋真 岩波書店
 半世紀以上にわたって読み継がれてきたバージニア・リー・バートンの名作絵本『せいめいのれきし』。改訂版を監修した恐竜博士が、地球が生まれてから今この瞬間まで続く、長い長い命のリレーのお芝居の見どころを解説。隅ずみにまで描き込まれたしかけなど、人に話したくなる、より深く楽しめる情報がいっぱい
 『せいめいのれきし』は読んだことがあるが、改めてスゴイ本なのだと気づかされた。バージニア・リー・バートンは、8年も博物館に通って完成させた。この絵本を書くために、命をすり減らしたのではないかと言われている。
 恐竜博士の真鍋真(父親はイラストレーターの真鍋博さん!)が『せいめいのれきし』の素晴らしい点もあげ(まえがきには、『せいめいのれきし』への愛と熱量にあふれている)、それぞれの時代を解説。気づかなかったが、ナレーターを物差しにして舞台の動植物の大きさを比較するようにしているとか(絵本の目次にきちんと書いてあるが、読んでいなかった)。扉絵の解説(まじまじと見たことがなかったので、見なかったことを後悔した)とか。各時代の見どころや詳しい解説があって、絵本を見る助けになった。バートンの絵がかわいいので、科学的に正確なことが忘れられているような気がする。
 ステゴサウルスとティラノサウルスは、同時代にいないとか。(恐竜は、みんな同じ時代にいるものだと思っていた。ステゴサウルスとティラノサウルスの生きている時代は、8400万年も差があるなんて)菌類は、植物より動物に近いとか。おもしろかった。絵本抜きでもおもしろいが、改訂版の『せいめいのれきし』と一緒に読むとおもしろさが倍増することが間違いなし。

『日本一の洗濯屋が教える間違いだらけの洗濯術』 洗濯ブラザーズ アスコム
 【どうして最新の洗剤を使っているのに、服がキレイにならないの!?】それは、洗濯のしかたが間違っているから。でも、あなたに責任があるわけではない。誰も正しい洗濯のしかたを教わる機会がなかったからなのだ。じつは、「洗濯機に洗濯物を入れてスタートボタンを押す」だけでは、服はキレイにならない。この本では、クリーニングのプロだから知っている、本当に正しい洗濯のしかたを伝授!
 洗いは汚れをはがし、すすぎで汚れを落ちるというメカニズムは知らなかった。洗いで汚れを落とすのだと思っていた。だから、洗い・すすぎは一段階上の水量でというのは納得。実際、我が家は洗濯カスが洗い終わってもついてることが多く悩んでいたが、水量を多くして悩みが解決した。
 洗濯物は、洗濯槽に入れずに通気性のよいカゴに入れる。室内干しは、狭い部屋でした方が乾くのが早い。プレウォッシュの勧め。など役立つ情報もあるが、何回も同じことを繰り返して言っている感じでもっとコンパクトに書けただろうと思う。
 ちなみに、風呂の残り湯は使うなと書いてあったが、私は使っている(洗濯時のみ)。
 
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