『ビオレタ』

11/11発売の関ジャニ∞のアルバムに私の好きな曲「渇いた花」が入っているという。わあ、うれしいと思って、アルバム曲のリストを見ると・・・。なんと、通常盤にしか入っていない。関ジャニ∞のアルバムは、初回限定盤はＡＢ共に予約したが、通常盤も買わないといけない・・・。
すばるくんは、ツアーで歌うかどうかわからないと言っているが、ぜひ歌ってほしい。私は、村上くんの「北風ブルース」の歌声が好きなので、すばるくんと村上くんが歌う「渇いた花」への期待が高まる。「渇いた花」の丸ちゃんのスキャットが好きなのでツアーでは、丸ちゃんにもスキャットで参加してほしいな。

『ビオレタ』　寺地はるな　ポプラ社
第４回ポプラ社小説新人賞受賞作
突然婚約破棄を通告され呆然とする妙は、菫さんに拾われ、菫さんの雑貨店「ビオレタ」で働くことになる。そこは、棺おけも売る店で、妙はその店で少しずつ変わり始める。
図書館で借りる。なにがよくて予約をしたのだっけと、読み始めたら止まらない。家に帰る道々、本を読みながら歩く。文句なしに私の好きな本！私の好みにドンピシャ！優しいお話に時に涙を流しつつ一気読み。
「木れんがぼんぼりのよう」「おいしくと念じながら紅茶をいれる」好みはあると思うが、私は、こんな雰囲気が大好き。
「さびしいのは人間の標準仕様」「一番大事なものを何かと知っているから揺るぎない」「色恋沙汰の大半は勘違い」「正論はしんどい。だから言えない」「必要とされていないのがつらい」私の心にささる言葉たち。わかる、わかる。ぼやっと感じていることを明確に言葉にしてもらえて、うれしい。
ふと思ったが、雰囲気が吉本ばななさんに似ている？
妙が以前勤めていた会社のエピソード（人を見下して喜んでいる先輩の話）が、仕事を辞めた子どもから聞いていた話と似ていて、少し辛かった。もしかしたら、結構あるのかな？こういう話。