会報の感想

　万博が大阪に決まった。職場で大阪万博に行ったかという話になる。一人は、おばあちゃんちに預けられて親だけが行った。一人は、大阪に住んでいたので3回位行って、月の石を見たのを覚えているとか。
　親が万博を見に来た親戚を案内するために、私は、近所の人に預けられていた。お留守番ばかりだったので、1回だけ連れて行ってもらう。子ども館だったか、ロボット館だったか私たちの前で足止めをくらう。そのためか、ステージみたいな所にのせられ、何かいろいろと話しかけられ、ロボットの手みたいなところを押せと指示された。でも、押すのが怖くてためらっていたら、父が代わりに押してくれたのを覚えている。押してどうなったかとか、他のパビリオンを見たという記憶はない。月の石を見たかったが、ただの石だからと言われて見なかったのは覚えている。
　大阪万博には、行くぞ！

　関ジャニ∞の会報を読む。ツアーのレポート。知らなかったことがいっぱいあった。
　開演前のアナウンスのGR8EST BABYの声が亮ちゃんだったとは知らなかったなあ。
　すばるくんがいないことに触れる∞たち。すばるくんが脱退したことをなかったことにせず、わざといらうところに関西のお笑い魂を見た気持ちがする。漫才コンビのどちらかが不祥事を起こしたら、わざと触れるような。
　5ページめの上、花道で風を受けている大倉くんのビジュアルがいい！
　「へそ曲がり」の歌い出しが丸ちゃんだったことに衝撃を受ける。すばるくんの歌い出しが印象的な歌だが、丸ちゃんの歌い出しとは全然気づかないほどなじんでいた。違和感がなかった。丸ちゃん、がんばって練習したかいがあったね。グッジョブ！
　亮ちゃんと大倉くんは、「torn」の後、裏を全速力で自転車をこいでKINGをダンスで盛り上げていたとはねえ。
　「KING作文」の言葉は∞たちが考えていたものだとは。てっきり、スタッフが考えたものだと思っていた。そして、安くん扮するトランプマンの名前が「トランプさん」とは知らなかった。
　この後の衣装が名古屋公演後に代わっていたことがわからなかった。まあ、名古屋は天井席だったからな。東京も行ったのに、どこを見ていたのか･･･｡
　会報のツアーレポートは、知らなかったことがわかってうれしい。今度の会報は、2018年の振り返りかな？

　「ジャニ勉」天童よしみさんは、おもしろかったなあ。天童よしみさんが、村上くんが好きと言うので、村上くんがイケメンカメラ目線を送る。そのお顔の美しいこと。村上くん自身、世間的に不細工と言われているが、他のメンバーが男前すぎるからだと言っていた。いやいや、村上くんもハンサムですがな。
　「指さし道」の「関ジャニ∞の中で一番、将来、頭にメガネをのせて“メガネメガネ…”って言ってそうなのは？」では村上くん以外全員が横山くんを指す。そこで、横山くんが「わしゃ、横山やで」　この言葉と「メガネメガネ」で私は、やすきよの横山やすしの真似を横山くんがしたとピンときた。しかし、これを見た何人が横山やすしを思い出しただろうか。
　大阪万博しかり。「土方重巳展」でブーフーウーの皿を持っていたことを思い出したことしかり。長いこと生きてきたなと思う。

　ブログで亮ちゃんが「大倉があれだけ行ってもなんも変わんねえ」と言っていた。つきまとう人はよくそんな暇があるなあ。∞以外の趣味をもとうよ。迷惑をかけちゃいかんよ。

『芸人と俳人』『俳句脳』

『芸人と俳人』　又吉直樹、堀本裕樹　集英社
　芥川賞作家（受賞前）・ピースの又吉直樹が、気鋭の俳人・堀本裕樹に弟子入り。はじめ、俳句の創作について「恐ろしい」と語っていた又吉が、ひそやかな２年の学びを経て、徐々に俳句の面白さに開眼していく。
　対談方式で読みやすい俳句入門書。それにしても、ピース又吉の感性はスゴイなと思った。先人の句集から好きな句を選んで披露しあったり、句会とか楽しそう。

『俳句脳』　茂木健一郎、黛まどか　角川書店
　脳科学者と俳人が語る俳句の魅力と俳句の深さ。
　私には、脳科学者の茂木健一郎さんの話が難しかった。黛まどかさんは、きれいだからチヤホヤされているのだと思っていたら違っていた。真摯に俳句に取り組んでいる人だった。よく知らないのに、きれいな人に対する不細工な私の嫉妬だった。
　季語や切れの大切さ。「事」を直接歌わず、「物」にストーリーを託して余白を漂わせること。思いを詠まないことで余情が生まれる。･･･そうか、私の俳句には余白がないなあ。



　俳都松山俳句ポスト365の兼題「炬燵」で人をいただいた。

文句あっか今日は炬燵に根を生やす　　わたさん

　そのまんま。こんだけ働いたんだからいいだろう。「文句あっか！」と啖呵を切って、ふてぶてしく炬燵にもぐりこむ。今日は、一日ダラダラしてやる！・・・余白なんて、ありませんな。

「土方重巳の世界」

　「VS嵐」で塚ちゃんが「ジャニーズ元気ランキング」で丸ちゃんを2位に選んでいた。ちなみに、1位はTOKIOの松岡くん。3位は、嵐の相葉ちゃんだったが、「塚ちゃんは何位？」と聞かれ「3位」と塚ちゃんが答え、皆ずるっとコケる。思いがけないところで丸ちゃんの名前が出るとなんかうれしい。

「昔なつかし・昭和レトロ　グラフィックデザイナー土方重巳の世界」　2018.10.6－12.9　西宮市大谷記念美術館
休館日：水曜日　開館時間：午前10時～午後5時

　土方重巳（1915－1986）は、戦前には写実的なポスターを手掛け、戦後は映画やバレエなどの名作ポスターを生みだす。又、飯沢匡と出会うことで、土方は子どもに向けた仕事を行うようになる。ＮＨＫ「おかあさんといっしょ」のブーフーウーのキャラクターを作りだし、絵本にも携わるようになる。


左：ねずみとおうさま（部分）　　　　　　右：めねこの芸当（部分）　


めねこの芸当（部分）　しっぽに七つのランプを乗せる芸当を見せるねこちゃん、スゴイ！


サトちゃん　佐藤製薬のサトちゃんも土方さんの生み出したキャラクター　　

　大谷美術館のお庭を散策。今日は寒かったが、散策していて気持ちよかった。


　　

「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」

「サヴィニャック　パリにかけたポスターの魔法」　2018.10.27－12.24　兵庫県立美術館
休館日：月曜日　開館時間：午前10時ー午後6時（金･土曜日は午後8時まで）
　フランスを代表するポスター作家レイモン・サヴェニャック（1907－2002）の展覧会。
　カラフルで、なんとも言えないおかしみがあり、わかりやすい。そして、ポスターと言えばペタッとした色塗りのイメージがあるが、サヴィニャックのポスターは色ムラがある。しかし、それがいい味になって温かみを感じる。
　森永、としまえん、サントリーなどの日本の企業のポスターもある。
　個人的に大変好みの展覧会だった。
　

<牛乳石鹸モンサヴォン>　牛のおっぱいから出ている牛乳から石鹸ができているという･･･｡牛の表情とあいまって、なんかおかしい


<ドップ：清潔な子どもの日>　青地に赤が効いている。ゾウのシャワーっていいなあ。


<デクーヴェルト/発見>　犬のぶちが世界の国々。犬の地色は海のような水色。犬の目玉がおしりの凹みにはめこまれそうなのがおかしい。


<フリジェコ：良質の冷蔵庫>（部分）　霜がついてよく冷えそう。


<オモ：さらにリッチに、洗濯物がもっときれいに>（部分）


<ひとりでに編めるウット毛糸>　毛糸で自分を編んでいる！


<ダンロッピヨ・マットレス>の顔出しパネル　脇腹にマットレスの断面を見せて、言うべきことはちゃんと言っている！


<ビックボーイ>　BICのボールペンのキャラクターもサヴィニャックがデザイン

●<ヨープレイト>　仰向けに寝転んだ牛のおっぱいから噴き出た牛乳がヨーグルトに。ユーモラス。
●<ロム・ショーヴェ（ラム酒）>　一番好きなポスター。雪の舞う外から温かみのある黄色い室内へ入るとそこにはラム酒が。ラム酒で身体があったまる感じがする。
●<シガレット・フランセーズ>　オシャレ。煙草は嫌いだけれども、このポスターは素敵。

　ルノーのポスターもあった。<ルノー4CV：4輪、4ドア、4シート、お値段4.472NF>は、言いたいことを端的に言って、オシャレだった。そして、ルノーと言えば、報酬を過少申告したとして金融商品取引法違反容疑で逮捕された日産のカルロス・ゴーン氏。日産の社長に就任し、コストカッターと言われていた時に、息子さんが日産にお勤めの人のお葬式に行った。そこには、カルロス・ゴーンと書かれた花輪があった。コストカッターならば、葬式の花輪など一番に削減すると思うが。花輪を出すというのは、日本の文化や習慣は大切にしようとしているのかなと思った記憶がある。トップに長い間君臨すると弊害がおきたのか。

太陽の光の道

ムーンロードならぬサンロード？海に太陽の光の道が。