『彼女は頭が悪いから』

『彼女は頭が悪いから』　姫野カオルコ　文藝春秋　
　横浜市郊外のごくふつうの家庭で育った神立美咲は女子大に進学する。渋谷区広尾の申し分のない環境で育った竹内つばさは、東京大学理科1類に進学した。横浜のオクフェスの夜、ふたりが出会い、ひと目で恋に落ちたはずだった。しかし、人々の妬み、劣等感、格差意識が交錯し、深夜のマンションで起こった東大生5人による強制わいせつ事件につながってゆく。非難されたのはなぜか被害者の女子大生だった。なぜ、彼女が「東大生の将来をダメにした勘違い女」とまで、ネットで叩かれなければならなかったのか。
　被害者を下に見てモノ扱いする事件の描写は、おぞましい限りで気分が悪くなる。その後、被害者を貶めて自己保身に走る東大生や家族の対処の仕方も暗澹とする。しかし、美咲がなぜ被害者になってしまったのかを、丁寧に描きいており、彼女が悪いのではないことがわかる。また、三浦紀子教授の話もよく、救いがある。
　いやはや、加害者の特権意識というか、偏差値が低いから何をしてもいいというか、そんな考え方がなんかなあ。いろいろな価値に気付いてほしいけど。
　
　

リュブリャーナ クロアチア・スロベニアの旅その9

＜クロアチア・スロベニアの旅　6日目午後＞
リュブリャーナ　スロベニアの首都。こじんまりとした街でいい感じ。


三本橋　三本の橋が平行にかかっている　真ん中の橋は車が通るが、両端の橋は歩行者専用


フランシスコ教会


リュブリャーナの街並


聖ニコラス大聖堂


丘の上にあるリャブリャーナ城　登って見たかったな


マンホール　龍はリュブリャーナの守り神


フェティーシェ　スロベニアにかつて住んでいたお茶のお友達のＫさんから教えてもらったスイーツ屋さん。ジェラートが美味しかった！

ポストイナ鍾乳洞 クロアチア・スロベニアの旅その８

＜クロアチア・スロベニアの旅　6日目午前＞
ポストイナ鍾乳洞　ヨーロッパ最大、世界でも第三位の大きさを誇る鍾乳洞。
　歩いて回るところまでトッロコ列車で疾走するという話だったが、「あれ？それほどでも･･･」　でも、頭すれすれに天井があったりして、アトラクションのようで楽しい。
　鍾乳洞なので涼しいということで、薄いダウンを着ている人も。私は、半袖に長Ｔを着て、その上に薄いカーディガンを着て、さらにパーカーを着た。暑くはなかったが、ちょっと心もとない感じ。ツアーの人は、街歩きの格好にレインパーカーを羽織っている人が多かったかな。
　帰りのトロッコ列車乗り場には売店がある。スロベニアに行ったことのあるお茶の先生は、売店にある郵便局で自分あてに絵ハガキを送ったとか。私もしようかなと思ったが、トロッコ列車がすぐに来たので断念。
　鍾乳洞は、地下宮殿という言葉がピッタリ。規模といいすばらしい。鍾乳洞は、人が触ると黒ずむらしく、遊歩道の近くの鍾乳洞はやや黒ずんでいた。

ブレッド湖 クロアチア・スロベニアの旅その７

＜クロアチア・スロベニアの旅　５日目午後＞
クロアチアからスロベニアに入り、ブレッド湖へ。ブレッド湖に浮かぶブレッド島へ手漕ぎボートで。


聖マリア教会の時計塔


ちょうど結婚式が行われていました。お幸せに！私達も幸せのおすそ分けをもらったよう。


教会の内部


パイプオルガン


石の十字架　お花のような模様は聖マリア教会に印のよう

ブレッド島のジェラートは、美味しかった。現地ガイドさんもおススメ。ピスタチオやウォルナッツがいいとか。ナッツがザクザクに入っている。


手漕ぎボート　後ろに聖マリア教会が見える　漕ぎやすいようにか“Ｌｅａｎ　ｂａｃｋ”（後ろのシートにもたれろ）と言われた。下りるときは、舳先の人から。船着き場に近い人から下りると注意される。


ブレッド城　ここからブレッド湖を見たらきれいだろうな。行ってみたかった。

ザグレブ クロアチア・スロベニアの旅その６

＜クロアチア・スロベニアの旅　5日目午前＞
クロアチアの首都ザグレブへ。


聖母被昇天大聖堂


彫刻が細かい


オスマントルコ軍から大聖堂を守るために作られた塀


マリア様の柱　ペストを乗り越えた印らしい。ヨーロッパにはよくあるとか。


石の門　中には礼拝堂がある。祈っている人がいるの静かに。


聖マルコ教会　タイルの屋根が珍しく思った。右はザグレブ市の紋章、左はクロアチアを表す紋章。

幸運なことに聖マルコ教会の中へ




ガス灯　今も使われている


聖カテリーナ教会


ロトルッシュチャックの塔　正午に大砲が打ち鳴らされる。聞いたらなんか嬉しかった


世界一短いケーブルカー　記念に乗ってみた。あっという間に着いた。