その大学生の息子は、やり投げの競技をやっている。
関東から遠く離れた関西の大学で一人暮らしをしている息子。
週末に息子の出場する関西の陸上競技の試合を見に行くと、彼の母親。
「息子さんから、大会に出場する連絡がきたの?」
「いえ、いつも息子からは連絡は一切こないわ。」
「どうやって知ったの?」
「大学のホームページで、大会にエントリーをされている事を知って。
ネットがない時代だったら息子の近況は全くわからなかったわね(笑)」
「大会見たら息子さんに会ってくるんでしょ?」
「息子の自宅は遠いから行かない。競技場でも、仲間と一緒だったらお邪魔だから声かけないかも。」
「わざわざ遠路はるばる行くのに?」
「いいのよ、息子が元気でいるか、それだけを見に行きたいだけだから。」
その母親は、職場の同僚だ。
男の子ってのは確かにそんな感じなんだろ。
逆にまめに連絡くれる方がコワイ。
競技場のスタンドからフィールドにいる息子の姿を
遠くから一目見てそっと帰ってくる。
母親って存在って、、
なんだか胸がしめつけらる。
関東から遠く離れた関西の大学で一人暮らしをしている息子。
週末に息子の出場する関西の陸上競技の試合を見に行くと、彼の母親。
「息子さんから、大会に出場する連絡がきたの?」
「いえ、いつも息子からは連絡は一切こないわ。」
「どうやって知ったの?」
「大学のホームページで、大会にエントリーをされている事を知って。
ネットがない時代だったら息子の近況は全くわからなかったわね(笑)」
「大会見たら息子さんに会ってくるんでしょ?」
「息子の自宅は遠いから行かない。競技場でも、仲間と一緒だったらお邪魔だから声かけないかも。」
「わざわざ遠路はるばる行くのに?」
「いいのよ、息子が元気でいるか、それだけを見に行きたいだけだから。」
その母親は、職場の同僚だ。
男の子ってのは確かにそんな感じなんだろ。
逆にまめに連絡くれる方がコワイ。
競技場のスタンドからフィールドにいる息子の姿を
遠くから一目見てそっと帰ってくる。
母親って存在って、、
なんだか胸がしめつけらる。